NVIDIAは、第7回年次サステナビリティ・レポートを公開し、テクノロジにおいて最も重要なトピックの一つである、GPUコンピューティングが世界の変化に貢献しているかについて述べています。
- ディープラーニングは無数の産業を変革しています。身体の不自由な方を支援するロボットや、緊急事態に現場まで自動的に進路を定めて飛行するドローンから、病気を診断し、気候変動についての理解を深めてくれるスーパーコンピュータまで、多岐にわたります。
- 自律走行車両は、人々を目的地まで安全に運び、何百万という命を救う可能性を秘めており、輸送についての考え方を変えています。
- VR(仮想現実)は現実世界のシミュレーションを行い、医師の訓練方法から建物の設計方法まで、あらゆるものを変革しています。
およそ20年前、NVIDIAがゲーム用に発明したGPUは、このそれぞれの領域の中心をなしています。そしてNVIDIAそのものも、同じように進歩の道のりをたどっています。その道筋については、レポートで詳しく述べており、GPUコンピューティングがいかに世界中の産業と人々の生活を変えているかを説明しています。ここでは、レポートのハイライトの一部をご紹介します。
- サステナビリティに関して最も信頼性の高いプロファイル・ランキングである、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の構成銘柄に再び選定されました。
- 2015年、気候変動によるリスクに目を向けたカーボン・ディスクロージャー・プロジェクトで、100点中98点を取得しました。昨年の92点、数年前の34点から上昇しています。
- ニューズウィーク誌の最新の「アメリカで最も環境に優しい企業」 の4位にランク付けされました。7年連続でランク入りしており、過去最高の順位となっています。
- CR Magazineの「企業市民ベスト100」に初めてランクインし、「企業平等指数」では満点を獲得しました。
24か国で9,300名を超える従業員が、社会的責任、環境に対する責任について、強い信念で深く取り組んでいます。
- エネルギー効率を高め、信頼性の高いサプライチェーン管理を行うことにますます力を注いでいます。最新世代のPascal GPUアーキテクチャは、性能を最大に、そしてエネルギー使用量を最小にするよう設計されています。また、主要サプライヤのアセスメントと監査を実施し、サプライヤもまた社会や環境に対する責任を果たしていることを確認しています。
- 社会的一体性をさらに高めています。NVIDIAの企業文化は、コラボレーションを奨励し、個人の意欲に報います。業界でも先進的な育児休業方針を採用し、従業員の家庭と仕事のバランス維持を支援しています。NVIDIAはフォーチュン誌の「世界で最も称賛される企業」、フォーブス誌の「アメリカで最も優れた大規模雇用主」、Glassdoorの「従業員が選んだ最高の職場」に選ばれました。
- 慈善活動の取り組みを発展させています。従業員は2015年、約17,000時間のボランティアを実施しました。そのほとんどは、地域社会での教育が中心です。昨年はほぼすべてのオフィスで、社会活動のための資金調達イベントやボランティア・イベントが開かれました。そして、従業員主導の企業助成金プログラムであるNVIDIA基金では、総額300万ドルを超える助成を実施しました。これには、NVIDIAグローバル・インパクト・アワードの一環として、世界で最も困難な諸問題を解決するためにNVIDIAの技術を使用する研究者に授与された20万ドルも含まれています。
NVIDIAのイノベーションは市場の進化を推進しています。当社の従業員は、事業の持続可能な運営に貢献しています。お客様、パートナー、サプライヤ、投資家と手を携え、社会や環境について配慮すべきことを第一に考える未来を形にしていきます。
詳しくは、サステナビリティ・レポートの概要をオンラインでご覧ください。さらに詳細については、レポートの完全版(PDF)を参照してください。