NVIDIA がさらに多くのテクノロジをテストし、新しいカテゴリーの生成AI対応システムを認定

投稿者: Anthony Larijani

新たに NVIDIA Spectrum-X Ready および NVIDIA IGX 認定により、主要な製造パートナーは顧客が AI を簡単に導入可能にする高性能システムを提供

生成 AI の推進により、世界中の企業が、データを入力し、インテリジェンスを出力する 「AI ファクトリー」を構築しています。

この動きに不可欠なのは、複雑で計算集約的な生成 AI ワークロードをサポートできる特殊なインフラストラクチャを導入する際のリスクと時間を削減する、検証済みのシステムとリファレンス アーキテクチャです。

NVIDIA は、COMPUTEX においてNVIDIA-Certified Systems プログラムの拡張を発表しました。このプログラムは、主要なパートナー システムを AI およびアクセラレーテッド コンピューティングに適していると認定するもので、顧客はデータ センターからエッジまで、これらのプラットフォームを確実に導入することができます。

今回、新たに 2 つの認定タイプが追加されました。データ センターにおけるAI 向けに NVIDIA-Certified Spectrum-X Ready システムと、エッジにおけるAI 向けに NVIDIA-Certified IGX システム です。

各 NVIDIA-Certified Systemsは、厳格なテストを受け、NVIDIA NIM 推論マイクロサービスで構築された生成 AI アプリケーションを含む NVIDIA AI Enterprise ソフトウェア ワークロードにエンタープライズ グレードのパフォーマンス、管理性、セキュリティ、およびスケーラビリティを提供できることが検証されています。これらのシステムは、効率的で信頼性の高いインフラストラクチャを設計および実装するための信頼できる方法を提供します。

NVIDIA-Certified Spectrum-X Ready Systems

世界初の AI 向けイーサネット ファブリックである NVIDIA Spectrum-X AI イーサネット プラットフォームは、NVIDIA Spectrum-4 SN5000 イーサネット スイッチ シリーズ、NVIDIA BlueField-3 SuperNIC および ネットワーク アクセラレーション ソフトウェア を組み合わせて、従来のイーサネット ファブリックに比べて 1.6 倍の AI ネットワーク パフォーマンスを実現します。

NVIDIA-Certified Spectrum-X Ready サーバーは、高性能 AI コンピューティング クラスターの構成要素として機能し、強力な NVIDIA Hopper アーキテクチャNVIDIA L40S GPU をサポートします。

NVIDIA-Certified IGX Systems

NVIDIA IGX Orin は、インダストリアル グレードのハードウェア、プロダクション グレードのソフトウェア スタック、および長期のエンタープライズ サポートを備えた、産業エッジおよび医療アプリケーション向けのエンタープライズ対応 AI プラットフォームです。これにはデバイス セキュリティ、リモート プロビジョニングと管理の最新テクノロジが含まれており、医療診断、製造、産業用ロボット、農業などの分野で、低遅延のリアルタイム アプリケーションに高性能 AI とプロアクティブな安全性を提供します。

パートナー ポートフォリオの拡大

NVIDIA エコシステムのトップ パートナーは、新しい認定を取得する予定です。

ASUS、Dell Technologies、GIGABYTE、Hewlett Packard Enterprise、Ingrasys、Lenovo、QCT、Supermicro は、まもなく NVIDIA-Certified Spectrum-X Ready システムを提供します。

また、NVIDIA-Certified IGX システムは、ADLINK、Advantech、Aetina、Ahead、Cosmo Intelligent Medical Devices、Dedicated Computing、Leadtek、Onyx、YUAN からまもなく提供される予定です。

COMPUTEXにおいて、最新の生成AIテクノロジや企業向けNVIDIA-Certified Systemsの詳細はこちらをご覧ください。