クラウドゲーミングの未来は明るいようです。GeForce NOW が 2 年目を迎え、メンバー数は急増して今や 1,000 万人目前にまで迫っています。NVIDIAはメンバーの皆様からいただくフィードバックを元に、常に今後を見据え、サービスの向上に努めております。昨年は、フィードバックを元に以下を実施しました。
- 『サイバーパンク2077』などの発売日同時リリースや、人気の基本プレイ無料タイトルのサポート
- ゲーム ライブラリを拡大し、現在日本では 750 タイトル以上のゲームを配信
- 新しいデータセンターを続々開設し、世界中で 20 以上のデータセンターを設置
- サービスをさらに拡大できるよう、既存のデータセンターの容量を拡張
- 他にも随時最適化を行い、サービス品質を向上
GeForce NOW は成長を続ける中、ストリーミング品質や使いやすさを改善し、さらにゲームを追加すべく取り組んでいます。
約 1 週間後にはすべてのユーザーが利用できるようになる 2.0.28 アップデートでは、ストリーミング品質がさらに向上しています。
これを実現した方法の 1 つに、NVIDIA 独自の Adaptive VSync テクノロジの使用が挙げられます。この機能は、サーバー側のフレームレートを 60Hz または 59.94 Hz に同期させ、クライアント側のディスプレイと一致させることで、サポートされているゲームのスタッターと遅延を低減するものです。また、新しい Adaptive De-Jitter テクノロジにより、ビットレートを上げ、途切れやすいネットワーク上でも品質を向上させることも可能になりました。
NVIDIAは、メンバーにいち早くゲームを届けるためのアップデートなど、GeForce NOW をさらに使いやすくすることにも熱心に取り組んでいます。こうした改善の第一段階として、プラットフォーム上の主要なゲームのアカウントのリンクを今後 1~2 か月で提供予定です。また、ロード時間を約半分に短縮する、ゲームのプリロードの更新も予定しています。
さらに、最も負荷の高いデータセンターに容量を追加するとともに、新たなデータセンターも新設します。米国アリゾナ州フェニックスに、続いてカナダのモントリオールにデータセンターを追加予定です。どちらも今年後半に稼働開始し、米国のメンバーの待ち時間を短縮する予定です。
GeForce NOW の新しい地域への展開についても、NVIDIA コミュニティからたくさんの質問が寄せられています。新しいパートナーとの連携により、すでにトルコで、近日中にサウジアラビアとオーストラリアで、サービスを開始予定です。
GeForce NOW アライアンス パートナーは各国のデータセンターを運営し、GeForce NOW を現地通貨と現地の言語でサポートしています。これにより、遅延が低減し、ping 時間が大幅に短縮され、待ち時間が短くなります。今後も新たな GeForce NOW アライアンス パートナーが新しい地域に追加される予定です。ご期待ください。
最新の登場予定作品
2020 年には、週に平均 10 作品のゲームがGeForce NOWに登場していました。NVIDIAは今後、このサイクルを加速させ、年末までにその数を約 1.5 倍に増やすことを目標にしています。
NVIDIAは、新しいデジタル ゲームストアのサポートも引き続き追加していきます。以前発表した、『The Witcher 3: Wild Hunt Game of the Year Edition』など、CD PROJEKT RED の 4 つのゲームについて、GOG.com版をリリースしました。
最新の 2.0.28 リリースでは、サービスがアップデートされるだけでなく、GeForce NOW に新しいゲームが 7 作品登場します。メンバーのみなさんは、以下のゲームがプレイ可能になります。
- Do Not Feed the Monkeys (Steam)
- GoNNER (Steam)
- Loop Hero (Epic Games Store)
- Monopoly Plus (Steam)
- Snooker 19 (Steam)
- System Shock: Enhanced Edition (Steam)
- Wanba Warriors (Steam)
GeForce NOWでプレイ可能なゲームの完全なリストは、ゲームぺージをご参照ください。
*ゲームページで公開されている対応ゲームは北米欧州での対応ゲームとなり、日本国内で提供されるタイトルとは異なる場合がございます。
ストリーミングの改善、より多くのゲームの配信 — 2 年目を迎えたばかりの GeForce NOW に、今後もご期待ください。