AI が主役となる第 10 回年次 GPU テクノロジ カンファレンス (GTC) では、数日かけて AI を利用した自律動作マシンの現在、そして未来に迫ります。
GTC は、スマート農業から DNA 塩基配列の決定まで、考えられるほぼすべての業界をいかにロボットが変革しつつあるか、その内側を知るのに最適な場所です。
3 月 17 ~ 21 日にサンノゼ コンベンション センターで開幕する GTC 2019 に参加して、数々の開発者、研究者、そしてロボット研究の専門家とつながり、最先端の AI イノベーションを聞いて、見て、体験してください。
このイベントでは、精鋭揃いの講演者陣、ハンズオン ラボ、ポスター展示などが皆さまをお待ちしています。
配達ロボットや自律型イチゴ収穫機を要チェック!
最先端のディープラーニング マシンや自律動作マシンの世界に乗り出しましょう。まずは、Kiwi Campus、MIT、武蔵精密工業、Postmates X、カリフォルニア大学バークレー校ほか、世界最高峰の組織から送り込まれた多彩な講演者陣やセッションをぜひチェックしてください。
以下は注目のセッションラインナップの一部です。
- 「Deep Learning for Robotics」~ロボティクスにおけるディープラーニング~:
ロボットが自分で学習できるなら、ロボットのプログラミングに時間と労力を費やす必要があるでしょうか? カリフォルニア大学バークレー校、 OpenAI および Gradescope のピーター アビール (Pieter Abbeel) 氏が、行動を学習するための深層強化学習、徒弟学習、メタ学習について最新情報を紹介します。 - 「Bringing Personal Robots Home: Integrating Computer Vision and Human–Robot Interaction for Real-World Applications」~パーソナル ロボットをご家庭に:コンピューター ビジョンと人間-ロボット間の相互作用の融合が実用化への道を開く~:
Preferred Networks の羽鳥 潤氏が同社のロボット ピッキング システムについて解説します。ユーザーが日常の話し言葉を使って対話式に指示できるシステムです。 - 「Human-Centered Interfaces for Autonomous Machines」~自律動作マシン用に開発された人間中心のインターフェイス~:
NVIDIA のマデリン・ギャノン (Madeline Gannon) が、人間の (職を奪うのではなく!) 能力を高め、拡張するロボットを支援するための人間中心設計について最新の研究を紹介します。 - 「Postmates’ Serve: Making Sidewalk Robots that Care」~ Postmates の「Serve」: 臨機応変に歩道を行くロボットの開発秘話~:
Postmates の社会的意識の高いフレンドリな配達ロボット「Serve」に会いに行こう。ニック・フィッシャー (Nic Fischer) 氏が、実際の都市部の無秩序な歩道を移動する際に直面するさまざまな課題について説明します。
また、3 月 17 日 (日) に丸 1 日かけて行われる、ハンズオンの DLI ワークショップに参加して、認定インストラクターから学ぶと、修了証を取得できます。
驚異的なロボットによる並外れたデモの数々
共同作業、組み立て、検査、ピッキング、仕分け、移動、配達などをこなす驚くべきロボットが勢ぞろい。 GTC 展示会場ではこれらのロボットをお見逃しなく。
以下は圧倒的なラインナップの一部です。
- Sarcos Robotics:
同社のへび型ロボットをご紹介。複雑で危険な地形を自律走行でき、地下タンクの検査などに役立ちます。 - Canvas Technology:
物品の運搬に便利な工業用カート。それが自律的に動作し、工場や倉庫などの屋内環境を軽々と移動できるならなおさらです。Canvas がいかに道を切り開いているかをぜひご確認ください。 - Meituan-Dianping:
レストランから空腹の消費者のもとへ料理を運ぶ自律型の配送車両に、同社がどのように Jetson を利用して AI を搭載しているかがわかります。その 1 つが実際に展示されます。
ハンズオンの Jetson ラボに参加してロボティクスで一歩先を行こう
カンファレンスの至る所ですばらしい人々、企業、マシンと出会い、見て、聞いて、神経を集中させ、学びましょう。そうして得たインスピレーションを活かし、ハンズオン ラボで実際に体験してください。
入門レベルか上級レベルかにかかわらず無理なくご体験いただけるよう、各種ラボを取り揃えました。
- Jetson 開発者ツール トレーニング ラボ:
Jetson プラットフォームに対応したソフトウェアの開発時の生産性を最大化。一連の包括的な演習によって、NVIDIA の新しいツール セットの使用方法を学ぶことができます。 - Jetson 101: DIGITS と TensorRT を使ったディープラーニング ワークフロー:
ディープラーニング モデルの展開ワークフローについて学ぶことができます。これには、 NVIDIA DIGITS と、推論の高速化を可能にする NVIDIA のテクノロジ TensorRT を使った画像分類モデルのトレーニングが含まれます。 - Jetson 201: ロボティクスにおける強化学習:
ロボティクス向けの自律学習エージェントを作成し、ピックアンドプレイス、経路計画などのタスクや動作を可能にする深層強化学習の最新のアプローチに触れることができます。 - F1/10 の自動運転カーレース: 10 分の 1 のスケールで楽しさ 10 倍!:
NVIDIA Jetson を利用して 10 分の 1 スケールの自動運転レーシング カーの組み立て、走行、レースを行う方法を学ぶことができます。この実践的ラボでは、ロボット オペレーティング システム (ROS) を使い、ハードウェア センサーを組み込んで、走行アルゴリズムを実装する方法を参加者に説明します。
クールなテクノロジ、ホットなハードウェア
NVIDIA Jetson は、世界をリードするエッジ デバイス用 AI コンピューティング プラットフォームです。高性能でエネルギー効率に優れているため、農業、物流、小売、医療などの業界における、演算負荷の高い組み込みアプリケーションに最適です。
GTC の「Jetson パートナー パビリオン」には、 25 社を超えるエコシステム パートナーが集結し、カメラ、AI ボックス/NVR、ロボット リファレンス プラットフォームなどを出展します。
注目すべきパートナーには、ADLINK、BoulderAI、Crew Systems、Connect Tech、D3 Engineering、Foxconn、Leopard Imaging、Mobiliya などが挙げられます。
エコシステムからインスピレーションを得たら、ご自身のすばらしいイノベーションに取り掛かる番です。会場では、Jetson TX2 開発者キットと Jetson AGX Xavier 開発者キットが、それぞれ 299 ドルと 899 ドルの展示会限定特別価格でお求めいただけます。
ストアでは他にどんな驚きが待っているかわかりません。ぜひ今すぐ GTC にご登録ください。
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