ビジュアルコンピューティングのパワーをいつでもどこでも、しかもキーボードを使って利用できるようになりました。マイクロソフトが今週火曜、企業初のラップトップとなるSurface Bookを発表しました。そしてこの新しい機種には、予想しなかったような機能や特徴が満載です。
Microsoft Devicesのパノス・パネイ(Panos Panay)CVPがニューヨークにて、何百人もの報道関係者やアナリストに披露したSurface Bookには、Maxwellアーキテクチャを基盤としたGeForce GPUが取り外し可能なキーボードベースの中に収められています。
このキーボードベースはラップトップのように画面と合わせて畳んだり、背後に収納したり、あるいは取り外すことも可能で、多くの人々が驚きました。
このSurface Bookは、強力なビジュアルコンピューティング機能をすべての人々が利用できることを目指し、マイクロソフトとNVIDIAが進めてきた協力の最新の事例です。
火曜の発表では、マイクロソフトのパネイ氏はGeForce GPUを搭載したSurface Bookを使ってAdobe Premier Proを実行して見せました。
「これはLeague of Legendsをプレイするゲーマー、建築プロジェクトに今まさに携わっている建築家、そしてがんの治療について思考を巡らしている研究者など、様々な方のために作られました。また、わずかな時間も無駄にしないよう、GPUとCPUを同時に使ってコンパイル作業を行いたいデベロッパーのためのものでもあります。」とパネイ氏は聴衆に語りかけました。
その後、パネイ氏は突然ラップトップを数台観客へ手渡し、実際にタッチしてもらっていました。
このラップトップが大騒ぎを巻き起こした理由は明確です- この商品にはWindows 10の優れたグラフィックス能力を引き出す機能が満載されているからです。ボタンを押して引っ張るだけで13.5インチのディスプレイを取り外せるため、画面をクリップボードとして使用することができます。
マイクロソフトがSurface Bookを広く普及させたいと考えていることも明らかです。NVIDIA GeForce GPU搭載バージョンは1,899ドルからとなっており、米国時間の10月26日(月)の発売を予定しています。先行予約は10月7日(水)から開始されます。