いよいよWindows 10が登場します。同時にDirectX 12も。
この新しいグラフィックスAPI(Application Programming Interface)は大きな一歩となります。
今後は、DX12を活用した新世代のゲームが続々登場する予定です。DX12では、いままで不可能だったハードウェア資源のローレベル・アクセスができるようになります。つまり、GeForce GPUアーキテクチャに合わせてゲームを仕立てることができるのです。
DX12では、ゲーム体験を大きく変える新しいグラフィックス・エフェクトが実現できます。たとえば、「ボリューム・タイルド・リソース、コンサバティブ・ラスタライゼーション」、「ラスター・オーダー・ビュー、タイルド・リソース、タイプドUAVアクセス」、「バインドレス・テクスチャ」、非同期計算処理などのテクニックが使えるのです。いずれもきわめて高度なテクノロジなのですが、これらを組み合わせると、パフォーマンスを高めつつ、画質やリアリズムも高めることができます。
NVIDIAでは、ゲーム・デベロッパとのコラボレーションを通じてDX12にかける意気込みを示そうとしています。まず、新型グラフィックスAPIの特長や機能を最大限に活用できるように、ドライバを細かく調整しています。また、DX12対応タイトルが展開しやすくなるよう、ゲーム・デベロッパへの支援も提供しています。GeForce GPUを使った次世代タイトルを制作しているゲーム・デベロッパの数は、早くも100社を超えています。
初めてのDX12のデモがGDC 2014で公開されましたが、
そのときMicrosoftが選んだのはGeForceでした。
これは決して驚くようなことではありません。このAPIがGDC 2014で発表されたあと、Microsoftが公開したDX12のデモは、ほとんどがGPUにGeForceを採用したものでした。世界最速のGPUハードウェアと高品位なグラフィックス・ドライバというのは理想の組み合わせで、Windows 10とDirectX 12の新機能を示すのにこれ以上のものはないと言えます。
今年の5月半ばにはNVIDIA初のWindows 10用WHQLドライバが完成し、その後、アップデートのリリースをくり返してきました。Windows 10対応のGame Readyドライバも、Windows 10の提供開始に大きく先立ち今月頭にリリースしました。このドライバは、Windows Updateで入手可能となっています。
人柱になるのではないかといった心配は無用です。Windows 10は、発売から1年間で3億5000万台ものPCに普及すると言われています。NVIDIAのGeForce GPUとGame Readyドライバ・プログラムがあるのですから、安心してWindows 10へアップグレードしてください。極上のゲームを今日から体験していただくことができます。同時に、ほどなく登場する至高のタイトルを楽しむ準備も整うわけです。
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