5 億本の動画が実績を証明: NVIDIA Highlights が 5 つの新しいゲームでも利用可能に

投稿者: Henry Lin

NVIDIA は、ゲーム映像を自動的にキャプチャする Highlights SDK を GDC で公式にリリースします。

「スクリーンショットを撮っていなければ、何も起きなかったのと同じ」――あなたがゲーマーなら、このようなことを聞いたことがあるでしょう。当社が開発した NVIDIA Highlights (別名 ShadowPlay Highlights) を使用すれば、こうしたことを心配する必要はありません。

今週サンフランシスコで開催される Games Developers Conference (GDC) にて、当社は Highlights ― ゲーム中の最高の瞬間を動画またはスクリーンショットで自動的にキャプチャする、GeForce Experience の機能の 1 つを次のレベルへ引き上げます。

直近では、『コール オブ デューティ ワールドウォー II』と『鉄拳 7』のゲームに、Highlights へのサポートが追加されました。また、『Dying Light: Bad Blood』と『Escape from Tarkov』も、まもなく Highlights に対応する予定です。

『Fortnite Battle Royale』と『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』の共通点としては、現在世界で最もホットなゲームであるということ以外にも、NVIDIA Highlights に対応していることが挙げられます。ゲーマーは、この機能を使って、既に 5 億本以上の動画を録画しています。

NVIDIA、GDC にて Highlights SDK を公式リリース

NVIDIA Highlights ソフトウェア開発キット (SDK) 1.0 が公式にリリースされたことにより、この機能に対応したゲームの数は爆発的に増えるでしょう。現在ダウンロード可能な Highlights SDK 1.0 は、開発者がゲームに Highlights へのサポートを容易に追加するためのツールのセットです。

統合をさらに容易化するため、NVIDIA は、2 つのトップゲーム エンジン (Unreal Engine と Unity) 用の Highlights プラグインもリリースしました。

Highlights は、ゲームと直接統合されるため、ボス戦や連続キルなどのシーンで、「魔法の瞬間」がいつ訪れるかを正確に把握できます。その後、NVIDIA ShadowPlay テクノロジを使って自動的に録画が行われるため、最高レベルのパフォーマンスを維持できます。ゲーム セッションが終わったら、Highlights はハイライト リールを表示するため、これを見て勝利の感覚に再び浸ったり、ソーシャル メディア上で友人と共有したりすることができます。

「Highlights を使わなければ、何も起きなかったのと同じ…」

開発者は、Highlights を使用すれば、ソーシャル メディア上でのインパクトを拡大できる可能性があると見ています。ゲームの最高の瞬間を、Facebook、YouTube、微博、Imgur などで拡散できるためです。

Highlights は、ゲーマー間での共有をサポートするツールです。そのため当社は、GeForce ゲーマー軍団からの要請を受けて、Highlights を GIF 形式で共有できる機能も取り入れました。ゲーマーは、ボタンをワンクリックするだけで、Highlight の動画を GIF として保存し、Facebook、Google、微博で共有できます。

ゲーマーは、GeForce GTX GPU に搭載されている GeForce Experience を通じ、Highlights にアクセスできます。そのうち、「NVIDIA Highlights でキャプチャしていなければ、何も起きなかったのと同じ」と言われるようになるかもしれません。