スネーク速報! AI を駆使した「Guardian S」産業用ロボットがシリコンバレーをニョロニョロ進む

投稿者: Scott Martin

人間が行けない場所、行くべきでない場所を進む Sarcos の Jetson 搭載ロボットが、階段を上り、ダクトを通り抜け、おまけに垂直の壁まで登って、多くの来場者を引き付ける

興奮の熱気に包まれた先日の GPU テクノロジ カンファレンスの展示会場では、へび型産業用ロボットの開発を手掛ける Sarcos によって行われたデモが、大勢の視線を釘付けにしていました。

ソルトレークシティに拠点を置く同社の Jetson TX2 搭載ロボットは、ダクト内や地下のタンク内に進入したり、警察の危険物処理班や特殊部隊が活躍するような場面で調査を行ったり、壁をよじ登ったりといった任務をこなし、人々に衝撃を与えています。

その驚くべき能力をいくつかご紹介しましょう。

「階段なんて朝飯前」: その昔、階段を勝手に下りていくバネのおもちゃが子どもたちの間で一世を風靡しましたが、Sarcos の「Guardian S」はなんと、ブルドーザーのようなキャタピラーを使って階段を上ることもできます。

「スタントだってこなせる」: 階段を上ったら、今度は後輪走行して次の障害へ。

「注目を独占」: 驚愕の面持ちで見つめる大勢の来場者の前で台の上をニョロニョロ進む Sarcos のロボットは、ひっくり返っても自力で元の体勢に戻れます。

「検査用機器に自走能力があれば…」: Guardian S は猛烈な勢いでダクト内を這って進み、カーブを曲がることもできます。

「よいしょっ」: それどころか、Guardian S は壁だって登れます。