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NVIDIA、エッジ AI、5G、Omniverse 向けのGPU アクセラレーテッド AI-on-5G システムを発表

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NTTドコモや富士通などのパートナーと協力し、オールインワン ソリューションとして、通信事業者は1台のサーバーから没入型グラフィックス、メタバースアプリケーション、およびコンピュータビジョンの提供が可能に

通信事業者は、5G、AI アプリケーション、没入型グラフィックスのワークロードを同じサーバー上で実行できる業界標準のソリューションを求めており、これにはコンピュータビジョンやメタバースも含まれます。

このニーズに応えるため、NVIDIAは、5G vRAN、エッジAI、デジタルツイン ワークロードをオールインワン、ハイパーコンバージド、GPU アクセラレーテッド システムで組み合わせた新しい AI-on-5G ソリューションの開発を進めています。

このようなシステムによって実現される所有コストの削減は、通信事業者がスマートシティだけでなく、小売、エンターテインメント、および製造業の収益拡大を促進し、数兆ドル規模の5 G 対応エコシステムをサポートすることを可能にするものです。

AI-on-5G のソリューションは、以下のように構成されています。

  • NTTドコモが推進する「OREX(Open RAN Ecosystem Experience)」プロジェクトの一環として開発された、富士通の 5G 仮想化オープン RAN 製品群。また、富士通の仮想化セントラル ユニット (vCU) および分散ユニット (vDU) に加えて、富士通の vRAN のその他の仮想化ソフトウェア機能も搭載。
  • 5G vRAN 向けの NVIDIA Aerial™ ソフトウェア開発キット、カスタム 3D パイプラインや大規模シミュレーションを構築および運用するための NVIDIA Omniverse プラットフォーム、NVIDIA RTX 仮想ワークステーション(vWS)ソフトウェア、拡張現実をストリーミングする NVIDIA CloudXRなど。
  • ハードウェアには、NVIDIA A100X および L40 コンバージドアクセラレータを含む。

OREXは、このシステムのパフォーマンスの検証や評価テストをサポートしました。

富士通株式会社 モバイルシステム事業本部長 理事の谷口正樹氏は次のように述べています。「富士通は、完全仮想化された 5G vRAN を、同じ高性能、エネルギー効率、汎用性、拡張性の高いコンピューティング インフラ上でマルチ アクセス エッジ コンピューティング(MEC)と共に提供します。 AI と XR アプリケーションを活用したこの組み合わせにより、通信事業者は超低遅延サービス、高度に最適化された TCO、およびエネルギー効率の高いパフォーマンスを提供することができます。」

本発表は、ソフトウェア デファインド、AI 駆動、クラウド ネイティブ、完全プログラマブル、高いエネルギー効率、商業的に利用可能な通信事業者向け5G オープン RAN ソリューションを実現するという O-RAN アライアンスの目標達成に向けた一歩となります。また、公共と企業の両方の 5G 展開において、広く採用される高性能でマルチベンダーの 5G vRAN を実装するという OREX の目標とも一致しています。

このオールインワン システムは、専用のハードウェア アクセラレータや特定の通信用 CPU を使用せずに、GPU を使用してソフトウェア デファインドの 5G vRAN とエッジ AI およびグラフィックス アプリケーションを加速させます。これにより、GPU は vRAN(NVIDIA Aerial ベース)、インテリジェントビデオ解析(NVIDIA Metropolis ベース)、ストリーミング没入型体験(NVIDIA CloudXR ベース)、デジタルツイン(NVIDIA Omniverse ベース)を加速することができるようになります。

NVIDIA の通信事業担当シニアバイスプレジデントであるロニー ヴァシシュタ (Ronnie Vasishta) は、次のように述べています。「通信事業者とその顧客は、5Gネットワークで提供される没入型体験を通じて、生産性、効率性、創造性を高める新しい方法を模索しています。Mobile World Congressでは、これらのビジョンを実現し、1台の GPU 対応サーバーが5G向けの NVIDIA Aerial、ストリーミング仮想現実(VR)向け CloudXR、デジタルツイン向け Omniverse などのワークロードをどのようにサポートできるかを紹介します。」

AI-on-5G ソリューションは、通信業界の変革を推進するNVIDIA の 5Gソリューションの拡大するポートフォリオの一部です。NVIDIA Aerial SDK と A100X コンバージド アクセラレータを軸に、BlueField DPU と一連のAIフレームワークを組み合わせ、NVIDIA はオンプレミスおよび通信事業者のRAN 向けに高性能、ソフトウェア デファインド、クラウドネイティブ、AI 対応の 5G を提供します。

NVIDIAと協働する通信事業者は、エコシステム内の何千ものソフトウェア ベンダーやアプリケーションにアクセスすることができ、スマートシティ、小売、製造、産業、鉱業における企業のニーズに対応することが可能です。

NVIDIA と富士通は、2月27日から3月2日までバルセロナで開催されるMobile World Congressのホール4、スタンド4E20で、新しい AI-on-5G システムのデモを行う予定です。


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