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人類とイノベーション: NVIDIA、2020 年度コーポレート ソーシャル レスポンシビリティ レポートを公開

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世界がパンデミックと人種差別の問題に直面する中で、第 11 回年次コーポレート ソーシャル レスポンシビリティ レポートが公開されました。

世界が COVID-19 に直面し、人種的平等のための闘いが再燃する中、NVIDIA の第 11 回年次コーポレート ソーシャル レスポンシビリティ レポートが公開されました。

病気の蔓延を抑えるために外出自粛を強いられる数十億人の命を守るため、自らの命を危険にさらして最前線で闘っている数百万人の医療従事者たちには、頭が下がります。現在米国で起きている抗議デモでは、人種差別の問題も浮き彫りになっています。

私たちは未だ、多種多様な人々を受け入れる善意の雇用主にはなり得ておらず、すべての人に平等な機会を提供できていないことを理解しています。私たちは、真の変化と改革の機会を生み出している途中なのです。私たちは昨年、黒人/アフリカ系アメリカ人など少数のマイノリティや女性を優先して採用し、応募者は 19,000 人に達しました。

また、毎年行われる開発者向けカンファレンスである GTC では、さらに門戸を広げました。女性の参加者は前年より 60% 増加し、黒人およびヒスパニック/ラテン系のコミュニティからの参加者数も増加しました。私たちは、黒人系の NVIDIAN や GPU 開発者の数を増やせるような関係性を構築していますが、やるべきことはまだたくさんあります。

世界中でさまざまなことが起こる中、16,000 人以上いる NVIDIA の従業員は在宅で業務に励み、画期的な研究を実行し、革新的な技術や製品を開発しています。たとえば、COVID-19 への取り組み、病気やがんと闘うための新しい医療の開拓、交通渋滞や死亡事故の削減、および作物海洋絶滅危惧種の保護などです。生活改善、環境支援、地球規模の課題への取り組みのために AI やアクセラレーテッド コンピューティングができることは無限にあることを、私たちは知っています。

パンデミックへの対応として、NVIDIA は COVID-19 ハイパフォーマンス コンピューティング コンソーシアムに参加し、研究者が、ウイルスや、その治療法、および治療薬の可能性をより深く理解できるよう支援しました。GPU を使用してウイルスのゲノム解析を 50 倍高速化できるよう、300 名以上のコロナウイルス研究者に NVIDIA Parabricks90 日間無償ライセンスを提供しました。また、PC ゲーマーには自機の GPU や CPU のアイドル時の処理能力をコロナウイルスに対する「折りたたみ解析」に提供してもらえるよう、グローバルな呼びかけを行いました。これらは COVID-19 と闘うための数多くの取り組みの中の一部です。

励ましあい: オフィスの閉鎖に伴い物理的な距離があるにもかかわらず、パンデミックの影響を受けた人々を助けるために世界中の NVIDIAN が一丸となり、COVID-19 への活動を支援するために 34 か国の非営利団体に 1,060 万ドル以上を寄付しました。

AI や NVIDIA が開発をリードするアクセラレーテッド コンピューティングは、現代における最も強力な技術力であり、発展していくためには不可欠です。私たちは優れたものを生み出し、それらを持続可能にしていかなければなりません。NVIDIA のプラットフォームによって AI が民主化され、どの企業もソフトウェアを記述する必要なく AI を使用できるようになります。また、NVIDIA はエネルギーの効率化も常に念頭に置いているため、すべての人々のためにリソースの節約やアクセラレーテッド コンピューティングのコスト軽減を実現しながら、通常のコンピューターでは不可能な問題に取り組みます。

今回のコーポレート ソーシャル レスポンシビリティ レポートでは、社会および環境上のパフォーマンスを向上し、進捗状況を評価するため、以下に挙げる昨年度の取り組みを中心に報告しています。

  • インクルージョンの促進
  • サプライ チェーン上の人権リスクの最小化
  • エネルギー効率の高い製品の設計
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • 2025 年度までに再生可能資源からの電力調達量を 65% にするという目標の設定
  • 地域のボランティア活動や募金活動を通じてコミュニティに還元

NVIDIA の取り組みは、多くの分野で幅広く評価され、表彰されました。

  • Fortune 誌の「働きがいのある企業トップ 100 (Fortune 100 Best Companies to Work For)」に 4 年連続選出され (今年度 27 位)、「働きがいのあるテクノロジー企業 (Best Workplaces in Technology)」では第 6 位に選出
  • Fast Company 誌の「最も革新的な AI 企業 (The Most Innovative Companies in AI)」の第 5 位に選出
  • MIT Management により、敏捷性、イノベーション、パフォーマンスが評価され第 1 位を獲得
  • Glassdoor の「Culture 500」、「社員の選ぶ最高の職場 (Employee’s Choice: Best Places to Work)」の両方にランクイン
  • 「JUST 100」の「従業員の待遇」部門第 1 位、全体でも第 2 位にランクイン
  • Human Rights Watch の企業平等指数 (Corporate Equality Index) で 5 年連続 100% のスコアを獲得
  • 6 年連続で Dow Jones「サステナビリティ インデックス (Sustainability Index)」の評価対象に
  • 「FTSE4Good Index」、Bloomberg の「男女平等指数 (Gender Equality Index)」、「企業市民ベスト 100 (100 Best Corporate Citizens)」、および Barron’s 誌の「最も持続可能な企業 100 社 (Top 100 Most Sustainable Companies)」にもリスト入り

以上が主な内容です。責任ある企業市民になるための私たちの取り組みについての詳細は、今年度のレポートをご確認ください。


Tonie Hansen

Tonie oversees corporate responsibility, a function she helped to build since starting at NVIDIA in 2006. As a strategist and communicator, she works across the entire company to streamline social and environmental compliance efforts, as well as drive best practices and leadership initiatives that strengthen NVIDIA’s sustainability, brand reputation, and diversity efforts. She publishes the company’s annual corporate responsibility report and also leads NVIDIA’s charitable foundation, which aims to accelerate solutions to the world’s most pressing issues in health and education. Tonie represents NVIDIA on the board of the Electronic Industry Citizenship Coalition, a consortium through which NVIDIA drives its responsible supply chain initiatives. She earned her MBA in 2000 from Babson College in Massachusetts. In 2014 she was recognized by the Silicon Valley Business Journal as a Women of Influence, and in 2012 she received YWCA Silicon Valley’s Tribute to Women award.

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