CES では、これまでさまざまな自動運転車のデモを扱ってきましたが、親しみを込めて BB8 として知られる、 NVIDIA 独自の自動運転車のようなデモはなかなかありません。
NVIDIA による開幕の基調講演において、約 3,000 人の参加者は、NVIDIA の DRIVE PX 2 自動運転用 AI コンピューターが搭載された BB8 を、ビデオでほんの少しだけ目撃しました。
このビデオは、スターバックスへの一味違うお出かけを記録したものです。自動車は、自然に話す言語でドライバーの意図を理解し、ドライバーとやり取りし、信号や一時停止の標識、交差点をうまく通過しながら、ドライバーに制御を戻すよう求められる前に、自信満々で高速道路への道を進みます。
BB8 の自動運転によるライブ デモは、4 日にわたる CES 2017 の間、ラスベガス コンベンション センターのノース ホール前で実施されましたが、今回はドライバーなし、後部座席に乗客がいただけです。
このデモでは、トラックで運び込まれた土、裏庭サイズの人工芝の区画、環境を整備するためのさまざまな素材から作り出された曲がりくねったコースを BB8 が進み、さまざまな路面や障害物をシミュレーションしました。車線の表示がある部分とない部分があり、さながら私たちが日常で運転する道路のようでした。点滅する矢印を表示する可動式の巨大な道路障害物もあり、走路上に入ると、BB8 は自然に迂回しました。
このデモは、AI の力、具体的に言うとディープラーニングの力を証明しています。NVIDIA がデモを行った自動車は、当社の DRIVE PX 2 自動運転用 AI コンピューターを搭載しています。NVIDIA の DriveWorks ソフトウェアを利用し、正確には、この 18 ヶ月で開発された PilotNet と呼ばれるディープ ニューラル ネットワークを稼働させると、自動車は、複雑かつ動的な環境において、安全に自動運転できるようになりました。
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