2016年8月24日~8月26日の期間、パシフィコ横浜にてゲーム技術者のカンファレンスである「CEDEC 2016」が開催されました。これに合わせて行われた「CEDEC AWARDS 2016」にて、NVIDIA GameWorksが「最優秀賞」に選出されました。
CEDEC AWARDSはコンピューターエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術にフォーカスし、技術面から開発者の功績を称え表彰することで、開発技術の普及・啓蒙と産業の発展を目指すものです。
CEDEC AWARDS 2016 「エンジニアリング部門」
最優秀賞トロフィー
今年のCEDEC AWARDSは「エンジニアリング部門」「ゲームデザイン部門」「ビジュアル・アーツ部門」「サウンド部門」の4部門から構成されており、2015年のCEDECにおける聴講者アンケート結果上位者により組織された「CEDEC AWARDSノミネーション委員会」を設置。
それぞれの部門の該当技術についてCEDEC運営委員会と協議したノミネーションリスト(優秀賞)を決定し、その中からCEDEC2016に来場している技術者の投票により、最優秀賞が決定します。GameWorksはエンジニアリング部門の優秀賞7組の中に選ばれただけでなく、CEDEC2016に来場した技術者にも支持され、最優秀賞を受賞いたしました。
発表会でプレゼンターを務めた、CEDECのエンジニアリング担当プロデューサーである星野健一氏は次のように述べています。
「今年のノミネート委員が選考したサービス・ツールというものは、長い間ゲーム業界の開発現場を支えてくれているサービス・ツールと、比較的最近リリースされた技術となっています。NVIDIAのGameWorksが話題に上ってきたのは近年ですが、そこに含まれるライブラリやツール、あるいはブログでの情報発信や人的な支援体制など、これまでNVIDIAの諸先輩方が昔から積み上げてやってきていただいたことを、改めてGameWorksという名前で再構築し、ゲーム開発の現場がより支援を受けやすくしていただいた貢献が、開発の皆さんの評価に繋がったのだと思っています」。
NVIDIAコンテンツ・アンド・テクノロジ、
アジア・パシフィック地域、シニアマネージャ、
ブライアン・ドゥダーシュ(Bryan Dudash)
NVIDIAコンテンツ・アンド・テクノロジ、アジア・パシフィック地域、シニアマネージャ、ブライアン・ドゥダーシュ(Bryan Dudash)は受賞に当たり次のように述べています。「『CEDEC AWARDS 2016』のエンジニアリング部門のアワードをいただき、本当にありがとうございます。NVIDIAとして、ゲーム開発時の描画におけるインタラクティブシミュレーションを美しくし、質を高めるため、日々鋭意努力をしています。これからも期待してください」。
長年にわたり、NVIDIAはGameWorksプログラムを通じてテクノロジに関する支援をゲーム開発者に提供してきました。GameWorksは、ゲーム開発者にグラフィックス、物理学、特殊効果における最先端テクノロジを自由に、そして気軽にご利用いただける機会を提供しています。
ゲーム開発者は、GameWorksの多彩なアルゴリズムとツールセットを使用することで、より精細なグラフィックスや視覚効果を、簡単にゲームへ取り入れることができます。その結果、ゲームのクオリティを向上させ、開発サイクルを短縮できます。GameWorksの詳細については専用サイトをご覧ください。