ユーザ対応の拡大とパフォーマンスの向上 ―― NVIDIA GRIDがVMware HorizonのBlast Extremeプロトコルを後押し

投稿者: Will Wade

IT部門の皆さま、現在のインフラストラクチャの生産性を高めたいと思いませんか?NVIDIA GRIDなら可能です。

モバイル・クラウドを最適化するための新しいプロトコルであるBlast ExtremeのNVIDIA GRIDアクセラレーションが、VMware Horizon 7でサポートされるようになりました。それは、ITマネージャにとって、レイテンシの低下、パフォーマンスの向上、最大18%のユーザ対応の拡大などの利点を意味します。

NVIDIAとVMwareは、仮想化コンピューティングのユーザ体験の向上と、まったく新しい仮想ユース・ケースの実現に向け、長年協力して取り組んできました。その結果、両社は、VMware Horizon Viewで、ハードウェア・アクセラレーテッド・グラフィックス・レンダリングを初めて可能にしました。またその後、Horizon with GRID vGPUで、初の仮想化グラフィックス・アクセラレーションを実現しています。

このたび、新しいBlast Extremeプロトコルを使用することで、NVIDIA GRIDはCPUからGPUへとエンコーディングをオフロードするようになります。これにより、リソースが解放され、ネットワーク・インフラストラクチャの負荷が軽減するため、企業は、より多くのリモート・ユーザに対応できるようになります。ESRI ArcGIS Proなどの主要アプリケーションのテストでは、新しいハードウェアに投資しなくても、スケーラビリティが最大18%高まりました。

より多くのグラフィカル・ワークロードに対応でき、パフォーマンスも向上

VMware Horizon 7をBlast ExtremeプロトコルのNVIDIAアクセラレーションと組み合わせて使用することで、企業は、サーバ1台あたりのグラフィカル・ワークロードの数を増やすとともに、ほとんどのリモート・ネットワークに優れたユーザ体験を提供できるようになります。

テストでは、レイテンシが最大50ミリ秒削減され、必要な帯域幅が19~89%減少しました。これにより、グラフィカル・ワークロードに対するネットワークの許容範囲が広がり、アクセラレーテッド仮想デスクトップおよびアプリケーションを利用するユース・ケースを増やすことができます。

VMwareのエンドユーザ・コンピューティング製品管理担当シニア・ディレクタであるパット・リー(Pat Lee)氏は、次のように述べています。「NVIDIA GRID with VMware Horizonによって、既存のインフラストラクチャのパフォーマンスを拡張できます。そのため、お客様は、現代のリモート・ワーカーのニーズを満たすことが可能になります。このオファリングは、世界最強のアプリケーションと最高のユーザ体験を、あらゆるデバイスに、世界中どこにでも大規模に提供します。」

当社には、グラフィックス・アクセラレーテッド仮想デスクトップおよびアプリケーションの普及に向け、VMwareと協力して取り組んできた長年の実績があります。世界中の企業が、従業員の生産性を高めるとともに、すばらしいモビリティ、柔軟性、ユーザ体験をすべてクラウドから提供するため、融合された両社のソリューションを採用しています。VMware Horizon 7が、いかにアプリケーションとデスクトップに変革をもたらすかについて、ぜひ詳細をご確認ください。