NVIDIA Clara SDK の提供を開始

投稿者: NVIDIA Japan

今年初め、NVIDIA は開発者やパートナーの皆様に、人工知能 (AI)、高度なビジュアライゼーション、ハイ パフォーマンス コンピューティングにおける NVIDIA のテクノロジと専門知識を、次世代の医用画像処理装置やワークフローの構築にご利用いただけるオープンなプラットフォーム、NVIDIA Clara プラットフォームを公開しました。そしてこのたび、NVIDIAは Clara ソフトウェア開発キット (SDK) の提供を開始します。

現在開発されている何千もの最新 AI アプリケーションを放射線医学に活かすには、機器、ワークフロー、患者の人口統計がそれぞれ異なる、さまざまな医療センターや画像診断センターに展開するための明確な道筋を描く必要があります。つまり、展開プラットフォームを標準化することが拡張可能な AI の導入への鍵となります。

Clara SDK には、医療用アプリケーションの開発者がコンピューティング、高度なビジュアライゼーション、AI に利用できる、一連の GPU アクセラレーテッド ライブラリが用意されています。また、Clara SDK の今後の更新では、ハードウェア抽象化アプリケーションの構築に使用できるコンテナーも提供する予定です。これらのコンテナーは、再構成、画像処理、セグメンテーション、分類、3D レンダリングなどの医用画像処理を強化するためのものです。

GPU 上で Docker と NVIDIA の Kubernetes を利用することで、開発者は、組み込み、オンプレミス、クラウドなど、さまざまなコンピューティング環境でアプリケーションを展開できるようになります。

このような展開の柔軟性によって、コンピューティングにおける急速な進歩を利用できる抽象化が実現されるため、医用画像処理装置の更新やアップグレードを加速させることが可能になります。

ぜひ、Clara SDK を利用してアプリケーションを開発し、今後 10 年間、GPU コンピューティングによる 1,000 倍の高速化をご活用ください。

Clara SDK をご利用いただくには、こちらからサインアップしてください。