HTC と NVIDIA が牽引するハイエンド VR テクノロジ

投稿者: David Weinstein

新型 VR ヘッドセット「Vive Pro」と VR 対応の Quadro および GeForce GPU で、画質と没入感を劇的に向上

VR を楽しむためには、視覚、聴覚、触覚を通じて、現実であるかのように感じる没入感を出すことが重要です。新しい HTC VIVE Pro VR ヘッドセットは、NVIDIA GPU と組み合わせることで、それを可能にします。

CES で先日発表されたこのデバイスは、解像度 (2880 x 1600) が旧モデル (2160 x 1200) と比較して 80% 近くも向上しています。

市販の VR デバイスの中でも、一般ユーザー、開発者、VR 愛好者が求める最高レベルのビジュアル、オーディオ、装着感を実現しています。

解像度と共に進化する VR 体験

VIVE Pro は、スクリーン サイズはそのままでディスプレイ解像度を向上させたことによって、615 ppi というピクセル密度を実現しました。これは、初代モデルから 37% も向上しており、劇的な進化と言えます。

ピクセル密度が高くなると、VR ヘッドセットの画像はより鮮明になります。シャープな輪郭で物体がはっきりと見え、個々のピクセルが目立ちません。この高い再現度により、ユーザーはかつてない臨場感を体験することができます。

高解像度の VR を可能にする高性能の GPU

VR ヘッドセットでのスムーズで快適なエクスペリエンスに必要なフレーム数は 1 秒あたり 90 とされており、それを処理できるだけの高い性能を持つ GPU が必要となります。NVIDIA GPU は、ピクセル数が 78% 向上した VIVE Pro の高いパフォーマンス要件にも応えることができます。

VIVE Pro のエクスペリエンスを最適化するには、プロフェッショナル仕様として NVIDIA Quadro P5000 以上、VR 愛好者向けとして GeForce GTX 1070 以上の GPU を推奨しています。

NVIDIA VRWorks テクノロジ対応のハードウェアが組み込まれた GPU で、最高クラスの VR 再現度を実現します。

GTC で VIVE Pro や NVIDIA Holodeck を体験

3 月 29 日までサンノゼで開催されている GPU テクノロジ カンファレンスでは、最新の VR テクノロジを展示しています。ご来場の方は、ぜひ展示フロアにお立ち寄りください。VIVE や VIVE Pro を実際に体験し、VR の最新動向を知ることができます。他にも、教育、ハードウェア、デザイン、医療、軍事、ゲームなどのさまざまな分野の VR テクノロジをご覧いただけます。

また、GTC の VR エリアでは、NVIDIA Holodeck と VIVE Pro による『レディ・プレイヤー 1』のバーチャル ツアーを体験することができます*。『レディ・プレイヤー 1』は、3 月 29 日全米公開予定のスティーブン スピルバーグ (Steven Spielberg) 監督の最新作です (日本公開は 4 月 20 日)。この映画の 3D 映像をベースにしたバーチャル ツアーでは、同時に 3 名までが、地下室からの脱出ゲームをプレイすることができます。驚くほどリアルな世界をぜひご堪能ください。

NVIDIA の VR 対応 GPUVIVE ProGTC の詳細については、各リンク先をご覧ください。

* HTC VIVE は『レディ・プレイヤー 1』のオフィシャル VR パートナーです。