NVIDIA GRID の仮想デスクトップがホンダ車の開発を新しいステージへ導く

投稿者: NVIDIA Japan

ホンダのモータースポーツ活動のファンなら、あるいはシャープなハンドリングを誇るホンダ車の持ち主なら、ホンダがいかに俊敏な自動車メーカーかよくご存知のはずです。

本田技術研究所 (以下、Honda R&D) は、「次世代エンジニアリング ワークステーション」のプロジェクトにおいても、成長を続けるグローバル エンジニアリング・製品設計の領域でその俊敏性を発揮しています。

このプロジェクトは、従来の物理的ワークステーションを離れ、より機動力も効率も高い、新しいワークステーションのプラットフォームへの移行を強力に進めています。そこでHonda R&D が採用したのが、NVIDIA GRIDNVIDIA Tesla M60 に基づく高速グラフィックス仮想化デスクトップです。

アウディVR体験の高度なセットアップ
NVIDIA GRID と Tesla M60 高速グラフィックス
仮想化デスクトップがホンダに新たなパワーと
柔軟性をもたらす。

現在、ホンダではその仮想デスクトップの展開によって、日本および海外の R&D オフィスや工場で働く何千人もの従業員が最新の車両開発データに遅延なく常時接続できるようになっています。

プロジェクト リーダーの大久保 雅司 研究員 は、次のように述べています。「NVIDIA GRID と Tesla M60 によって、ライトユーザーからハイパフォーマンスなグラフィックス性能を求めるパワーユーザーまで、利用ニーズにマッチした快適なエンジニアリング環境を利用できるようになりました。」

高速グラフィックス仮想化デスクトップを採用したホンダは、かつてないレベルのグラフィックス能力と柔軟性を得ることで、新機種開発メンバーの生産性や、コラボレーション、機動性を向上させ、士気を高めました。また、データセンターにデータを一元化することで、ユーザーには画面だけが転送されるため、知的財産の安全性がより確保されるようになりました。

ホンダをはじめ、さまざまな世界の製造企業が NVIDIA GRID を展開して、従業員間で高速グラフィックス仮想化を活用している様子をご確認いただける絶好の機会です。NVIDIA の GPU テクノロジ カンファレンス (GTC) (5 月 8 ~ 11 日、サンノゼのコンベンション センターで開催) にご登録ください。グラフィックス仮想化に関するセッションの一覧はこちらからご覧いただけます。