NVIDIA、「Freestyle」と Ansel の最新 UI を発表。『Fortnite Battle Royale』は ShadowPlay Highlights に対応
NVIDIA は新機能を順次追加し、人気の高いゲームへの対応を拡充しています。
今週、ラスベガスで開催されている CES では、GeForce Experience への拡張機能の一部として、ゲームプレイをカスタマイズできる新機能「NVIDIA Freestyle」と、強力なゲーム用フォト モード「NVIDIA Ansel」の最新ユーザー インターフェイスを発表します。
また、『Fortnite Battle Royale』が NVIDIA ShadowPlay Highlights に対応した 4 つの新しいゲームの 1 つであることを発表します。この機能によって、ゲームプレイ中の最高の瞬間が自動的にビデオやスクリーンショットにキャプチャされるようになります。
GeForce Experience は、GeForce GTX GPU の同梱アプリケーションです。ドライバーを最新の状態に維持し、ゲームの設定を最適化し、ビデオ、スクリーンショット、ライブストリームをキャプチャして友だちと共有できます。
GeForce GPU でのみ利用できる革新的な機能によって、優れた PC が優れたゲーミング PC に変わります。
GeForce Experience の新機能「NVIDIA Freestyle」でゲームをカスタマイズ
GeForce Experience の最新機能「NVIDIA Freestyle」を使用すると、ポストプロセス フィルターをプレイ中のゲームに適用できます。色や彩度を微調整しゲーム内オーバーレイから直接ゲームの見た目や雰囲気を変えたり、印象的なポストプロセス フィルターを適用することが可能です。
白黒 | 露出 | セピア |
カラー | ハーフ トーン | 装飾 |
色覚障害モード | 雰囲気 | 被写界深度 |
コントラスト | ナイト モード | 特殊効果 |
詳細 | レトロ | 調整 |
Freestyle によって、ゲームをよりクリエイティブに楽しむことができます。たとえば、お気に入りの FPS 用に戦争をテーマにしたレトロ フィルターを作成することや、色やコントラストを強調させてゲームの写実性を高めることが可能になります。
また、Freestyle のより重要な用途として、色覚障害を持つゲーマー向けに色が識別しやすくなる色覚障害モードが用意されています。さらに、ナイト モードを使用して青色を低減すれば、夜にゲームをプレイした後の寝つきがよくなります。
NVIDIA は、ゲームとのシームレスな適合性を実現するため、ドライバー レベルで Freestyle を組み込みました。今回リリースする Freestyle ゲーム フィルターはベータ版で、100 本を超えるゲームタイトルがサポートされています。
『Fortnite Battle Royale』などが ShadowPlay Highlights に対応
1 月 10 日、『Fortnite』の Battle Royale モードが新たに ShadowPlay Highlights に対応しました。これにより同タイトルは、『Atom』、『Lawbreakers』、『Nioh』、『Paragon』、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』、『Raiders of a Broken Planet』といった同機能に対応するタイトルに加わることになります。また、2 つの新しい Highlights タイトル『Crossout』と『Elex』のサポートも発表します。
Ansel の 8 種類の新しいフィルターと UI の更新
Ansel のユーザーインターフェイスを更新し、より直感的なものにしました。また、8 種類のフィルターを追加するとともに、複数のフィルターを組み合わせてさらに目を見張るような写真を撮影できる機能を追加しました。
Ansel を使用すれば、好きな場所でスクリーンショットを作成してポストプロセス フィルターで調整し、HDR 画像を高忠実度フォーマットでキャプチャして、360 度のスクリーンショットをスマートフォン、PC、または VR ヘッドセットで共有できます。
新しい Freestyle のゲーム フィルターと Ansel の写真モードの機能は、ベータ版で 1 月 9 日から提供が開始されました。これらの機能を利用するには、最新の GeForce Experienceアプリ (リリース 3.12) とGame Ready ドライバー (リリース 390) をダウンロードして、GeForce Experience の設定から「Experimental Features」 (実験段階の機能) を有効にしてください。