2 億人の PC ゲーマーによる評価が間違っていることはありえません。ゲーマーは、既に GeForce が PC ゲームに最適であることを知っています。GeForce NOW も例外ではなく、PC ゲーマーが望むすべてを次世代のクラウド ゲーミング環境にもたらします。
クリックするだけでプレイできるシンプルなインターフェースとオープンなエコシステムからなる GeForce NOW では、Mac と Windows のどちらでも、場所や時間を問わず PC ゲームをプレイできます。GeForce NOW とは、ゲームを実行するための十分な性能を備えていない 10 億台のコンピューター向けに、クラウド上で提供されるゲーミング PC です。
このサービスは、性能が不十分であるか、互換性のないローカルのハードウェア (オンボードグラフィックスを搭載した Windowsパソコンや、最新のゲームにアクセスできない Mac など) を、クラウドで提供される最新の GeForce ゲーミング パソコン に繋ぐことにより動作します。これは、アップグレード、パッチの適用、アップデートを気にする必要のない初のゲーミング環境です。
GeForce NOW はオープン プラットフォームであり、ユーザーは主要なストアで購入した「自分のゲームを持ち込む」(“Bring their own games”)ことができます。既に 500 を超えるゲームが GeForce NOW でサポートされており、新しいゲームが毎週追加されています。
NVIDIAは 10 年を費やして、クラウド内の高品質な PC ゲーミング エクスペリエンスを実現するために GeForce NOW を構築し、すべての処理をミリ秒単位で最適化して、ほとんどのプレイヤーにとって気にならなくなるレベルまで遅延を短縮しました。
この試みはまずPC ゲーマーにとって最上級の構成 (Intel のプロセッサーと NVIDIA の GPU およびドライバー) を使用して、NVIDIAのデータ センター内でフレームをレンダリングしエンコードすることから始めました。そして、ハイエンド ゲーミング パソコン の前に座っているかのようなローカルのプレイ エクスペリエンスを生み出すための努力に続きます。
NVIDIAのパッションは、常に PC ゲーミングのためにあります。このパッションをクラウドにも拡張しているのです。すべてのユーザーがゲーマーとなり、素晴らしいエクスペリエンスを体験できるように。
次世代のゲーミングの支援
先月の GPU テクノロジー カンファレンスで、NVIDIAは、GeForce NOW を含め、クラウド データ センターから高パフォーマンスな PC ゲーミング エクスペリエンスをストリーミングするために最適化された、新たな RTX ブレード サーバーを発表しました。
Turing GPU アーキテクチャーに基づいて構築された RTX サーバーは、レイトレーシングと AI 機能によって強化される映画品質のグラフィックスとともに、次世代のゲーミング パフォーマンスを実現します。このサーバーは、GeForce RTX 2080 のパフォーマンスを提供し、世界中に導入されているサーバーを通じて数百万人の PC ゲーマーをサポートするために拡張することができます。
クラウドで実現する VR (仮想現実)
GeForce NOW では、ワイヤレス VR および AR も実現します。
高品質な VR エクスペリエンスのためには、きわめて高いコンピューティング性能が要求されます。真に没入感のあるエクスペリエンスを提供するには、90Hz のリフレッシュ レートで 4K の画面をレンダリングする必要があります。最先端のデバイスでも、このような性能を実現するにはまだ数年かかります。
しかし、新たな RTX サーバーと GeForce NOW では、高パフォーマンスの Turing GPU でレンダリングすることにより、このレベルのパフォーマンスが実現します。また、NVIDIAは、RTX サーバーによって実行されるクラウド内の VR をワイヤレス ヘッドマウント ディスプレイに無線配信するために、AT&T や HTC などの 5G インフラストラクチャー/サービス プロバイダーと協働しています。
GeForce NOW Allianceパートナーを通じたグローバルな展開
最高品質のクラウド ゲーミング エクスペリエンスでは、遅延が少ない一貫したサービス品質のために、高パフォーマンスのグラフィックスと高速な有線ネットワークおよびモバイル ブロードバンド ネットワークを組み合わせる必要があります。これを達成するため、NVIDIAは GeForce NOW Allianceプログラムを策定し、グローバルな通信プロバイダーとのパートナーシップを通じて GeForce NOW を拡大しています。
北米と西欧にある 15 か所の既存の GeForce NOW データ センターに加えて、ソフトバンクと LG Uplus が、年内にそれぞれ日本と韓国で RTX クラウド ゲーミング サーバーを展開するための最初のパートナーとして参加します。
GeForce NOW Allianceプログラムの一環として、NVIDIAは最近発表された 5G Hub に関して HTC とも協働しています。これにより、ユーザーは、5G または Wi-Fi 接続を通じて高解像度の PC ゲームをストリーミングできるようになります。5G Hub は、世界中で最速の 5G ネットワークに対する接続ポイントを提供します。これは、5G ホットスポットとなるだけでなく、あらゆる形とサイズのゲーミング アプリケーション、モバイル アプリケーション、ビジネス アプリケーションを配信できる家庭内のエンターテイメント ハブとしての役割も果たします。
GeForce NOW SDK の導入
GeForce NOW では、ゲーマーがさまざまなストアとプラットフォームにわたって高速かつシームレスにプレイできるようにすることを常に重視しています。このために、NVIDIAは GeForce NOW SDK を作成しました。これは、API、コンポーネント、ツールのセットであり、シングル サインオン、起動時間を短縮したインスタント プレイ、自動クラウド アップデートを通じて、エンド ユーザーのエクスペリエンスを最適化します。また、この SDK は、パブリッシャーが自社のゲームのパフォーマンスを追跡するための豊富な一連のメトリクスを提供します。
詳細については、NVIDIA Developer Zone をご覧ください。
世界中のパートナーとともに、NVIDIAは、GeForce NOW を拡張して、数百万人のゲーマーにプレイしたいゲームを提供できるようになるでしょう。
クラウド ゲーミングには、明るい未来が広がっています。Google、Microsoft、その他の大手テクノロジ企業が参入し、ゲーマーはプレイする場所や手段を自由に選択できるようになります。そして、クラウドでの最高の PC ゲーミング エクスペリエンスを得たいゲーマーのために、GeForce NOW が存在します。