GTC Japan 2018 は、日本における 10 回目の GPU カンファレンスであるとともに、これまでで最高かつ最大のイベントでもあります。
さあ、会場で実際に見てみましょう、ロボットが自律動作マシンの新しい世界へのドアを開けるのを (NVIDIA では、ロボットに実際にドアを開けさせようと真剣に計画しています)、そして、ロボットが人間に救いのメカニカル ハンドを差し出すのを。
このイベントは、9 月 13 日と 14 日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で開催されます。
ロボットを開発する頭脳が東京に集合
GTC Japan は、GPU コンピューティングのあらゆる領域における世界的頭脳と出会い、学ぶ、最高の機会となります。今年のロボティクス セッションはまさに必見。その一部を、以下にご紹介いたします。
- 早稲田大学の尾形 哲也 教授が、ディープラーニングを使って、服の折りたたみやドアの開閉といった複雑な全身協調動作動作の分析を行っている、チームの研究内容を紹介します。
- 電気通信大学の長井 隆行 教授が、機械学習の発展による生活の変化について語り、AI 搭載ロボットと人間の共存についての研究例を紹介します。
- 株式会社オプティム プラットフォーム事業本部 執行役員の山本 大祐 氏が、農業、水産、林業および建設などの分野でのロボティックス活用事例をもとに、高精度ビジョン コンピューティングの未来について語ります。
- NVIDIA ロボティクス リサーチ ヘッドのディーター フォックス (Dieter Fox) が、ロボットの知覚および制御のためのモデルと学習によるアプローチの最近の進歩について説明します。ディーター フォックスは、ロボットのシミュレーション、トレーニング (学習)、検証およびデプロイのための新ツールボックスである NVIDIA Isaac フレームワークとこの研究との関わりについても語ります。
- NVIDIA のテクニカル プロダクト マーケティング マネージャーの矢戸 知得が、2 つの技術について、深く掘り下げて説明します。開発者は、Isaac SDK を使った、AI ロボットの開発とデプロイの方法、ならびに Jetson Xavier のハードウェア性能と、その性能を実現するソフトウェア技術を学ぶことができます。
ロボットが東京に集結
話を聞くだけでは十分ではありません。マシンが実際に稼働しているところをイベントで見てみましょう。産業用のものから、シミュレーションから学ぶタイプまで、GTC Japan では、以下の企業のデモンストレーションも見られます。
- デンソーウェーブ: マルチモーダル AI による模倣学習
- ファナック: 高精度ピックアンドプレイス AI ロボット
- 日立: マルチモーダル AI による自律歩行
- 川田テクノロジーズ: AI 協業型ロボット
- コマツ: スマート建設機器
- 武蔵精密工業: AI による自動検品
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Image credit: Brian Sulz