宇宙人陰謀説、SHIELD、自律走行車用スーパーコンピューター――ここ数年、NVIDIAは年次「CES」で数多くのイノベーションを発表してきました。
来年1月には、テクノロジの新たな年を迎えるCESを盛り立てるため、NVIDIAの共同創立者兼CEOであるジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)が前夜祭の基調講演に登壇します。
この展示会は、エスプレッソのトリプルショットのように、押し寄せた来場者に衝撃を与えるものとなるでしょう。例年、約222,967平方メートルもの展示スペースには、テクノロジが生み出す最高かつ最先端のイノベーションを確かめようと、165,000人を超える来場者が集まるほか、世界150か国以上から6,500人を超える報道関係者が詰めかけ、最新ニュースをいち早く伝えています。
基調講演に登壇するフアンは、NVIDIAが重点を置く、「人工知能」、「自動運転車」、「バーチャル・リアリティ」、「ゲーム」といった領域のうち、いくつかの最新情報を皆さまにお届けする予定です。
ラスベガスでの発表に世界が注目
これは、NVIDIAにとってCESでの初の基調講演となりますが、この展示会で大きく取り上げられるのは今回が初めてではありません。
去る1月には、世界初の自律走行車用スーパーコンピューター「DRIVE PX 2」を発表し、展示会の目玉の1つとなりました。
また、2年前には、カリフォルニア州サリナスのオオムギ畑にミステリー・サークルを制作するよう依頼して、世界規模の陰謀説を巻き起こした後、卓越した性能を誇る最新のTegraモバイル・プロセッサーを発表し、あのミステリー・サークルは実はマーケティングの趣向だったとすっかり白状したということもありました。
それゆえ、フアンの基調演説で何が発表されるかは、そのときまでわかりません。まずは先週受付が始まったばかりのCESへの登録手続きを終え、そのすばらしい瞬間にぜひお立会いください。
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