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NVIDIA Blackwell プラットフォーム、「第30回半導体・オブ・ザ・イヤー2024」の「半導体デバイス部門」においてグランプリを受賞

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2024 年 6 月に東京ビックサイトで開催された「電子機器トータルソリューション展」内で、「第 30 回半導体・オブ・ザ・イヤー 2024」の受賞式が行われました。

「第 30 回半導体・オブ・ザ・イヤー 2024」は、業界の前線で取材をしている電子デバイス産業新聞の編集部のメンバーが、最新のエレクトロニクス製品の開発において最も貢献した製品を称えるために、厳正な審査のもと選定した賞で、まさに半導体の今を物語る製品群の祭典と言えます。

今年度は、2023 年 4 月から 2024 年 3 月までに半導体業界内で発表された新製品の中から、「半導体デバイス部門」「半導体製造装置部門」「半導体電子材料部門」の 3 部門ごとにグランプリ 1 点、優秀賞 2 点が選定されました。

今回、NVIDIA Blackwell プラットフォームが、「半導体デバイス部門」においてグランプリを受賞し、NVIDIA がこれまでに「半導体デバイス部門」で受賞したのは 6 回目、グランプリの受賞は 2 回目となります。

選考に関わった電子デバイス産業新聞の編集長である稲葉 雅巳氏によって選考に関する以下のような説明がありました。「昨年は生成 AI が非常に盛り上がりました。その中で NVIDIA は最大のキープレーヤーであり、昨年最も飛躍をとげた半導体会社であることは間違いありません。」

年内に出荷が始まる Blackwell プラットフォームは、今後の生成 AI 市場を強くけん引していく役目を期待されていることが、今回の評価につながりました。

今回受賞した Blackwell プラットフォームは、コストとエネルギー消費を従来の 25 分の 1 に抑え、数兆パラメータの大規模言語モデルによるリアルタイム生成 AI を構築および実行します。年々加速度的に複雑になっている AI モデルのパラメーター数と GPU に対する演算需要の高まりという背景から、兆単位のパラメーターを持つ AI トレーニング、推論に向けたアクセラレーターとしての GPU として開発されました。


エヌビディア シニア ソリューション
アーキテクト 佐々木邦暢

Blackwell GPU アーキテクチャ は、「2,080億のトランジスタ」、「第 2 世代の Transformer Engine」 、「第 5 世代 NVLink」 、「RAS Engine」、「セキュア AI」 、「圧縮解除エンジン」、というアクセラレーテッド コンピューティングのための 6 つの革新的なテクノロジを備えており、データ処理、エンジニアリング シミュレーション、電子設計自動化、コンピューター支援医薬品設計、量子コンピューティングのブレイクスルーを実現します。エヌビディア シニア ソリューション アーキテクト 佐々木邦暢は、数ある製品の中で Blackwell プラットフォームがグランプリを受賞したことへの謝辞を述べ、また、佐々木は授賞式のあとのプレゼンテーションで、「NVIDIA は現在、単なるプロセッサーとして強力な演算能力のハードウェアを提供するだけではなく、その能力を引き出すためのソフトウェアに関しても、ハードウェアに近いレベルのドライバのようなソフトウェアから、様々な用途向けのハイレベルなフレームワークまで、全てをプラットフォームとしての価値を提供することに注力しています。ここに、Blackwell を Blackwell デバイスやBlackwell GPU ではなく Blackwell プラットフォームと呼ぶ理由があります。」と、ハードウェアの性能をソフトウェアで引き出すという意味で  Blackwell プラットフォームという呼ぶ理由を述べました。

そして、産業タイムズ社の代表取締役副社長、津村明宏氏は表彰式で以下のように述べています。「半導体・オブ・ザ・イヤーは今回で 30 回を迎えました。現在の世界的な半導体市況は、今年と来年に 2 桁増が見込まれています。半導体の生産面では、現在日本国内各地において工場が建設されている状況を考えると、2030 年以降の国内での半導体の増産投資は継続することが見込まれます。」

また、津村氏は、10 年前の先行き不透明な状況であった日本の半導体産業を振り返り、現在は国の半導体の支援策を含めて、ニュースで半導体という言葉を目にしない日がないぐらいの状況に大きく時代が変わったことや、昨今の国内の半導体市場への期待感についても語り、コメントを締めくくりました。


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