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NVIDIA CEO、AI はテクノロジによる「社会的向上への最大の貢献」であるとオレゴン州立大学の学生に語る

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高等教育への相次ぐ投資の最中、母校が 2 億 1,300 万ドルの研究総合施設を着工するにあたり、NVIDIA 創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、AI が「協力者」としての役割を果たす潜在的可能性を強調しました。

NVIDIA の創業者 /CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、金曜日に行われたオレゴン州立大学学長である Jayathi Murthy 氏との座談会で、AI により、世界各地の数十億人の人々がデジタル革命のあらゆる恩恵を享受できると語りました。

フアンは、Murthy 学長との座談会に集まった 2,000 人を超える教授陣、学生、およびスタッフに「人工知能はテクノロジ業界による社会的向上への唯一にして最大の貢献であり、これまでは取り残されてきたすべての人々の地位を引き上げると考えています」と述べました。

この座談会は、フアンと彼の妻であるロリ (Lori) にちなんで名づけられる新しい研究棟の着工式の目玉として開催されました。フアン夫妻はオレゴン州立大学の卒業生です。

この研究棟により、半導体業界だけではなくハイ パフォーマンス コンピューティングと、増加し続ける各種分野の接点におけるリーダーとしてのオレゴン州立大学の地位が確立されます。

オレゴン州立大学における金曜日のイベントは、ジェンスン フアン&ロリ ミル フアン共同イノベーション総合施設 (Jen-Hsun Huang and Lori Mills Huang Collaborative Innovation Complex) の着工式後に開催されました。写真はオレゴン州立大学の厚意により提供。

これらのイノベーションは、世界を変える影響をもたらしてきました。

フアンは、一般的に、C++ などのプログラミング言語の知識がある人のほうがチャンスは大きいと述べました。

フアンは、「プログラミングは非常に難しいため、これを自らの経済繁栄に利用して利益を得てきた人の数は限られています」と語りました。

AI により、この制限などから解放されます。

「つまり、基本的に常に協力者、指導者がいるようなものなので、取り残されているすべての人の地位を引き上げる AI の能力は相当優れていると考えています」とフアンは付け加えました。

フアンは、高度な AI、データ サイエンス、およびハイ パフォーマンス コンピューティングのトレーニングで今後社会に出る学生を教育するという、NVIDIA の取り組みを際立たせる発表が多数された 1 週間の締めくくりとして、オレゴン州コーバリスで登壇しました。

火曜日には、NVIDIA は大学研究のための財政的支援を含む 1 億 1,000 万ドルの日米パートナーシップに参加することを発表しました。

水曜日には、ジョージア工科大学が NVIDIA 搭載の新しいスーパーコンピューターを発表しました。このスーパーコンピューターは、AI や HPC で複雑な課題を解決する学部生の教育に貢献します。

また、フロリダ大学が 1 億 5,000 万ドルをかけて建設したデータ サイエンス&情報技術マラコウスキー ホール (Malachowsky Hall for Data Science & Information Technology) の落成式が 11 月に行われましたが、これに続き、今月後半には、NVIDIA の創業者であるクリス マラコウスキー (Chris Malachowsky) が、フロリダ大学の電気・コンピューター工学学部の功労者として殿堂入りします。

「新しい産業革命」に向けた将来のリーダーの育成

NVIDIA は、コンピューティング リソース、高度なトレーニング カリキュラム、寄付などの支援を提供することで、数十年にわたり大学への投資を行ってきました。

これらの貢献により、学生や教授は、業界の歴史における重要な瞬間に、画期的な成果を得るために必要なハイ パフォーマンス コンピューティングを利用できます。

フアンは次のように述べています。「新しい産業革命が始まっています。その理由は、産業革命とは過去には生み出せなかった新しい何かを生み出すものだからです」

「この新しい世界では、電気を適用できます。そこから膨大な数の浮動小数点が出てきます。私たちはこれをトークンと呼んでいます。それらのトークンとは本質的には人工知能なのです」

「ですから、この産業革命は非常に大規模な知能を製造することになります」

オレゴン州立大学が 2 億 1,300 万ドルの研究総合施設を着工

オレゴンでの金曜日のイベントは、フアンの教育への取り組みを浮き彫りにし、フアン夫妻の出会いの場であるオレゴン州立大学と夫婦の個人的な強い絆を示しています。

Murthy 学長との座談会は、コーバリス キャンパスで金曜日の朝開催されたジェンスン フアン&ロリ ミル フアン共同イノベーション総合施設の着工式に続けて行われました。

フアン夫妻が 5,000 万ドルの寄付で援助した面積 15 万平方フィート、総工費 2 億 1,300 万ドルのこの総合施設は、2026 年にオープンすると、オレゴン州とそれ以外の地域での半導体およびテクノロジ業界に対するオレゴン州立大学の支援を強化します。

この総合施設は、気象科学、クリーン エネルギー、水資源などの分野で世界が直面している重大な課題を解決するために、全米有数の NVIDIA スーパーコンピューターを活用し、教授陣と学生を集結させます。

フアンは、この総合施設と AI が、幅広い分野の研究者がコンピューティングのメリットを活用するのに貢献すると考えています。

フアンは、オレゴン州立大学は林学で世界有数の大学だと述べ、「現実を直視しましょう。不可能ではないにしろ、林学分野の研究者が C++ が得意である可能性は低いでしょう」と語りました。

ChatGPT により、「コンピューターを利用して自分が研究する科学分野に応用し、コンピューティング テクノロジで研究に大変革を起こす」ことができます。

この結果、考え方と協力の仕方を学ぶことが、今までよりも重要になるとフアンは語りました。「問題解決のために協力してくれるパートナーができるのとまったく同じです」

「協力の仕方、プロンプトの出し方、問題の組み立て方、解決方法の練り直し方、反復の仕方、そして発想の転換方法などは依然として知る必要があります」

NVIDIA は大学での AI スキル教育を支援する 1 億 1,000 万ドルのパートナーシップに参加

オレゴン州立大学での着工式は、世界のテクノロジ業界を前進させるための NVIDIA の世界的取り組みを示す発表の一例にすぎません。

先週、バイデン政権は、ワシントン大学と筑波大学の共同研究に資金を提供する取り組みを含む、日米間の 1 億 1,000 万ドルの AI パートナーシップを発表しました。

NVIDIA は、この一環として、ワシントン大学と筑波大学に最新のテクノロジをもたらす、Amazon との共同プロジェクトに 2,500 万ドルを拠出しました。

ジョージア工科大学が NVIDIA との協力の下、新しい AI Makerspace を発表

また、水曜日には、ジョージア工科大学が学生の教育専用の AI スーパーコンピューティング ハブを設立しました。

AI Makerspace は NVIDIA との協力の下で立ち上げられました。大学側の幹部はこれを学生が AI を理解して利用するための「デジタル サンドボックス」と呼んでいます。AI Makerspace は最初は学部生を中心とし、一般的には研究者やテクノロジ企業しか使用できないコンピューティング リソースへのアクセスを民主化することを目指します。

学生は講義の一環としてクラスターにオンラインでアクセスします。また、Makerspace によって、学生は卒業後、AI の専門家と協力して将来のアプリケーションの構築を手伝う際に、より優位な立場に立てるようになります。

「新しい世界の始まり」

フアンは、確かに AI には限界があると説明しました。「チームメートや研究パートナーと協力するのとまったく同じです。互いの弱点と長所を把握しているから、互いに指針を与え合うことができます」

しかしながらフアンは、今は教育を受けてキャリアを始める準備に丁度良いタイミングだと指摘しました。

「新しい世界が始まっており、学ぶのに最高のタイミングです。世界全体が変わっています。新しいテクノロジ、新しい機能、新しい機器、新しい学習方法が登場しています」

写真はオレゴン州立大学の厚意により提供。


Brian Caulfield

Brian Caulfield edits NVIDIA's corporate blog. Previously, he was a journalist with Forbes, Red Herring, and Business 2.0. He has also written for Wired magazine.

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