NVIDIA

お使いのブラウザーは対応していません。

お使いのウェブブラウザーはこのウェブサイトでは対応していません。いくつかの機能が正常に動作しない可能性がございます。アップグレートいただくか下記のブラウザーのどれかをインストールください。よろしくおねがいします。

Autodesk VRED が AI デノイジングとリアルタイム レンダリングでデザインのワークフローを加速

hdr-autodesk-vred-rtx

VRED 2021 が、RTX で高速化されたリアルタイム レイトレーシング、インタラクティブなレンダリング、AI デノイジングなどの機能を備えてリリース。世界のアーティストやデザイナーのために自動車のデザインを変える。

自動車のデザインが新しいドライバーを迎えました。その名は NVIDIA RTX。

Autodesk の発表によると、同社の自動車 3D ビジュアライゼーション ソフトウェアである VRED 2021 の最新リリースがこのたび NVIDIA Quadro RTX をサポートし、デザイナーは強力な GPU テクノロジを利用してこれまでにない制作や設計ができるようになります。

Autodesk VRED は、以前は CPU にのみ対応していましたが、利用者の高い要求を満たすために RTX テクノロジを活用して、インタラクティブなレイトレーシングと AI を使ったデノイジング機能を提供します。これにより、ユーザーは車の美観がさまざまな環境でどのように見えるか、リアルタイムで視覚的なフィードバックを得られます。

膨大なデジタルの設計データやエンジニアリング データを VRED でフォトリアリスティックにレンダリングすることにより、プロフェッショナルは設計と開発の全工程を通してより多くの情報に基づいた意思決定を行い、製品をより早く市場に投入できるようになります。

リアルタイム レンダリングで設計し、リアルタイムで成果を出す

Autodesk VRED を使用すると、ユーザーはデジタル プロトタイプを作成して、車がどのように見え、動作するのかに関する洞察を得られます。デザイン上の意思決定を効果的に導くために、デジタル プロトタイプの見た目と挙動は、可能な限り実物に近くなければなりません。

Autodesk で自動車およびコンセプト デザイン担当のアソシエート バイス プレジデントを務めるトーマス ヘアマン (Thomas Heermann) 氏は、次のように述べています。「リアルタイム レイトレーシングはデザインのビジュアライゼーションに大きな影響をもたらします。だからこそ、Autodesk は業界トップの 3D ビジュアライゼーション ソフトウェアである VRED の最新版に NVIDIA Quadro RTX GPU を採用し、VRED をさらにパワーアップさせました」

RTX で高速化した VRED によって、プロフェッショナルは細部までフォトリアルな製品プレゼンテーション、デザイン レビュー、バーチャル プロトタイプをリアルタイムに制作できます。VRED ユーザーはさらに、物理的に正確でスケーラブルなレンダリングを GPU で実行することができ、複数の NVIDIA RTX サーバーを接続してリアルタイムとオフラインのレンダリングを高速化することもできます。

最速の列車を最速のツールで設計

輸送業界の大手企業である Alstom は、世界最速の列車の 1 つである フランスの TGV をはじめとする鉄道車両の設計と製造を行っています。多くの自動車デザイナーがデザインのワークフローに VR を採用していますが、Alstom はグラフィックスの限界に挑んで、リアルタイムのデザイン レビューのために巨大な列車モデルに命を吹きこみました。

Alstom の仮想現実 (VR) の専門家であるファビアン ノルマン (Fabien Normand) 氏は、次のように述べています。「NVIDIA Quadro RTX と VRED の GPU レイトレーシングは、CPU レイ トレーシングに比べてはるかに高いパフォーマンスを達成でき、レンダリングは分単位からミリ秒単位にまで高速化しました。RTX サーバーのスケーラビリティと Autodesk VRED のおかげで、レイトレーシングのパフォーマンスを上げるためにモデルを最適化する時間を減らし、設計により多くの時間を割けるようになりました。その成果を当社の 3,200 万ピクセルの立体視パワーウォールで見ると、ただ驚嘆するばかりです。」

ノイズのないイメージをリアルタイムに実現する AI デノイザー

リアルタイムのレイ トレーシングとレンダリングに加えて、VRED は RTX を使用した AI デノイジングにも対応しています。

NVIDIA の AIデノイザーと VRED のスケーラブルなレイ トレーシングを組み合わせることで、デザイナーはレンダリング結果に残る粒状感を除去して、ノイズのないインタラクティブな画像をリアルタイムに作成できます。

このワークフローによって、ユーザーは視覚的なフィードバックを即座に得て最新のデザインを見たり操作したりできるため、ライト、マテリアル、視野角、シャドウなどさまざまな変数の検討が可能になります。

デザイナーは車の美観がさまざまな環境の中でどのように作用し合うかを見られるようになります。これは自動車のデザインを確定する前に、プロトタイプが特定の要件を満たしているかを確認するために非常に重要です。

ヘアマン氏は言います。「プロフェッショナルの VRED ユーザーは、デスクトップやVR による大規模なレビュー環境で行うデザイン レビューと検討のために、フォトリアリズムとリアルタイムなインタラクティブ性能の両方を提供する Quadro RTX のパフォーマンスを必要としています。NVIDIA Quadro RTX 6000 GPU や、RTX 8000 GPU と組み合わせることで、VRED の最新リリースは、お客様に有益な形でパフォーマンスの向上を実現します。」

GTC Digital に登録して、Autodesk VRED 2021 の最新リリースについてより詳しく学びましょう。


You may also like...