ディープラーニングには、すべてを変える力があります。来たる「GPUテクノロジ・カンファレンス」(GTC)では、ディープラーニングを多角的に取り上げます。
ディープラーニングは、GPUの並列処理機能を、インターネットが解き放つ膨大なデータと組み合わせることで、新世代の人工知能(AI)アプリケーションをもたらしました。画像分類や、ビデオ分析、音声認識、自然言語処理などは、その第一歩にすぎません。
GPUは、こうしたAI革命の中心的役割を担っています。4月4~7日にシリコンバレーで開催されるGTC 2016では、最新のディープラーニング・ツールを皆さまの分野における応用方法をご紹介します。
多彩なコンテンツ
自律走行車がディープラーニングの主要領域になろうとしています。そこで、GTCでは、トヨタ・リサーチCEOであるギル・プラット(Gill Pratt)氏を迎え、基調講演を行います(「人工知能の第一人者、トヨタ・リサーチ・インスティチュートのギル・プラット(Gill Pratt)氏がGPUテクノロジ・カンファレンスに登壇」を参照)。
参加者の皆さまは、ディープラーニングに関する50を超えるセッションのほか、もっとも人気の高いディープラーニングの開発およびテクノロジをカバーした、実践的なラボやチュートリアルからお選びいただけます。
GTCでは、以下の見どころをはじめ、多彩なコンテンツをご用意しています。
- Alibabaのシャン・シェン・ホア(Xian-Shen Hua)氏が、実際の画像検索や画像認識でいかにディープラーニングが役立っているかを紹介します。
- スタンフォード大学のアパール・サドワニ(Apaar Sadhwani)氏が、最先端の画像診断システムでいかにGPUを利用してトレーニングを加速させているか、概要を説明します。
- Twitterのクレメント・ファラベット(Clement Farabet)氏が、ライブ・ビデオ・ストリームのリアルタイム・ビデオ分類について考察します。
- ノースカロライナ大学のオレクサンドル・イサエフ(Olexandr Isayev)氏が、コンピュータ創薬にディープラーニングを応用する方法を解説します。
どの講演者にも共通するのは、GPUを利用して実際の重要課題の解決に取り組んでいる点です。
GTCのコンテンツは、活動や領域にかかわらず、皆さまが実現の可能性を見つめ直すきっかけと、最先端テクノロジを利用できるツールを提供します。
出会いのチャンス
コンテンツはもちろんのこと、GTCの大きな魅力は、ディープラーニング革命の中心にいる人々と出会える点にあります。
BaiduのシリコンバレーAIラボのブライアン・カタンザーロ(Bryan Catanzaro)氏、Google Brain研究チームのイアン・グッドフェロー(Ian Goodfellow)氏、Microsoft Researchのディープラーニング・テクノロジ・センタのショウトウ・ハー(Xiaodong He)氏といった、後世に名を残すそうそうたる顔ぶれを見逃すことはできません。
さまざまな分野へのディープラーニング機能の採用を進める同業者との交流や、より安全で効率的な自動車の設計にディープラーニングを利用する大手自動車メーカーR&Dラボからの参加者との出会い、超人的な精度での眼疾患の診断にディープラーニングを利用する医学研究者とコーヒーを飲みながら歓談する機会が得られます。
ご登録方法
わずか数年の間に、ディープラーニングは、何百万人もの人々が日々利用する音声認識サービスから、科学者が絶滅危惧種のクジラを追跡する活動まで、あらゆる分野で飛躍的進歩をもたらしてきました。
今後もその流れは続きます。幅広い分野の人々が集うとき、公式・非公式問わずさまざまな洞察が生まれ、新たなディープラーニングの大躍進へとつながるでしょう。
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皆さまのご来場をお待ちしております。