NVIDIA、 「NPN Partner Award 2022」 を発表

投稿者: NVIDIA Japan

2日間に渡って開催された NVIDIA AI DAYS 2022の最後を締めくくる 「NPN Partner Award」 のセレモニーが、6月24日の夜に執り行われ、「NPN Partner Award 2022」 の各賞を受賞された企業が発表されました。「NPN」 とはNVIDIA Partner Networkの略で、NVIDIAが展開するパートナープログラムです。現在、このNPNプログラムには53社が加入しています。このNVIDIAが認定するパートナーを通じてNVIDIAの各種GPUソリューション、ネットワークソリューション、ソフトウェアがお客様に提供されており、すべてのNPNパートナーの貢献の積み重ねがNVIDIAの成功の礎となっています。また、業界のリーダーとしての彼らの活躍が近年のアクセラレーテッド コンピューティングの急成長を後押ししています。

「NPN Partner Award」はその中でも、幅広い業界においてAIの拡大や啓蒙、そしてGPUベースのソリューションの採用において、最も変革的なインパクトを与えたパートナーに贈られるアワードです。今回、日本で初めて開催されたNPN Partner Awardセレモニーでは9つのカテゴリーにおいて、8社のNVIDIAパートナー企業が国内における最高のアワードを受賞しました。受賞されたパートナーの皆様、おめでとうございます。

今年のNPN Award受賞は以下の通りとなります。

Best NPN of the Year : GDEP
Best Compute DGX Partner of the Year : GDEP

ワークステーション向けGPUであるRTXシリーズからNVIDIA A100などのデータセンターGPU、そしてNVIDIA DGX製品までNVIDIAのGPUソリューションを幅広くお客様に提供しているGDEPは、大学・研究機関のみならず大手製造業、ヘルスケア、AIスタートアップ企業まで多くの顧客基盤を有しています。今回は2つのアワードを受賞しました。長年の売上No.1パートナーであることはもちろんのこと、年々加速するNVIDIAや市場の変化における対応の素早さは全てのパートナーのお手本となる存在と言えるでしょう。

Best Visualization Partner of the Year : 株式会社アスク

メディア&エンターテインメント、建築、設計、高等教育機関に対するNVIDIA RTXシリーズを中心にしたプロフェッショナル ビジュアライゼーション製品の取り組みが高く評価されました。3Dデジタルコンテンツ制作におけるリアルタイム コラボレーションおよびシミュレーションのためのプラットフォームである NVIDIA Omniverseにも注力しており、日頃からの数多くのウェビナー実施によるリード獲得のみならず、お客様へのデモ、検証環境をいち早く提供して頂くなどの活躍が光ります。

Best Virtualization Partner of the Year : 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

NVIDIA 仮想GPU (vGPU) 製品のカテゴリにおいては、毎年No.1を巡っての激戦区となっておりますが、昨年に続き、2年連続の売上No.1を達成した伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)がBest Partnerとして受賞しました。CTCはVDIに対して技術的にも高い知見を有しており、市場も製造業、テレコムを中心に幅広く提案を行うことが可能です。

Best Networking Partner of the Year : HPCシステムズ株式会社

こちらは旧Mellanox製品でNVIDIAに統合されたネットワーク製品の貢献に対してのアワードとなります。

ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野のトップ企業として有名なHPCシステムズが受賞しました。HPCシステムズは、科学技術計算やAI、マテリアル インフォマティクス領域におけるGPUサーバー、そしてネットワーク製品の販売、システム インテグレーションをワンストップで提供しています。

Best CSP Partner of the Year : 株式会社ハイレゾ

GPU搭載プラットフォームのクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しているハイレゾがCSP(Cloud Service Provider)のアワードを受賞しました。産学連携によるGPUデータセンターの開発を行い、ハイコスト パフォーマンスで提供し、既に多くの顧客基盤を有しています。

Rising Star Award : 株式会社ファナティック

こちらはNPNの新人賞とも言えるアワードとなっております。

2020年12月末にNPNに加入したファナティックは昨年が実質1年目になります。初年度より積極的な営業活動とマーケティング施策の実施により、既にコンピューティング及びビジュアライゼーション コンピテンシーで大きな実績を上げております。今年度もより一層の成長を期待しております。

Best Marketing Activity Award : 株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ

こちらは傑出したマーケティング活動に対して授与されるアワードとなっております。

エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(以下NTTPC)はNTTPCが展開しているAIコラボレーション プログラム「Innovation Lab」を通じて、エンドユーザーと、AIスタートアップ、そしてNVIDIAを含むハードウェアベンダーとのコラボレーションを加速しております。その中でも産学連携を含めたマーケティング活動の積極的な展開は大きく注目出来るポイントです。

Best Distributor of the Year : 菱洋エレクトロ株式会社

最後はNVIDIAの一次代理店の中で、最も優れたディストリビューターに対して授与されるアワードです。

医用画像分野を中心としたヘルスケアや製造業など主要市場に対するハイタッチアプローチ、そして多くのNPN Solution Providerに信頼され、選ばれるアドバイザーとして、多くのNVIDIA専任の営業と技術者を有しています。

最後に、エヌビディア合同会社 パートナー事業部 事業部長 岩永 秀紀は次のように述べています。「改めまして、日本において上記NPN Awardを受賞した全てのパートナーにお祝い申し上げます。また、デジタルトランスフォーメーション、そしてAIを通じた社会の発展と変革の可能性を自社のビジネスに統合するべく取り組んでいる、日本全国のお客様をサポートするすべてのNVIDIAパートナーに感謝申し上げます。また来年もこのような発表が出来ることを楽しみにしております。」