ASUS、Gigabyte、MSI および Razer から発売される、新しい NVIDIA Studio ノート PC により、アーティストは記録的な速さでの制作が可能に
GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU を搭載した、最新の NVIDIA Studio ノート PC は、次世代の創造性に力を与えます。また、このノート PC には、クリエイターの作業を加速する、多くのアップデートが実装されています。
新しいモデルには、最大 16GB のビデオ メモリ、1440p と 4K のオプションを備えた、ピクセル精度の高いディスプレイ、ならびにアーティストがレイトレーシング、AI およびビデオ エンコーディングといった作業を記録的な速さで行うことができる GPU アクセラレーションが搭載されています。
性能がさらに向上した、新しい GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU 搭載の NVIDIA Studio ノート PC
どこでもクリエイティブ作業が可能
GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU は、レンダリング性能が最大で 2 倍に向上し、また、第 3 世代の Max-Q テクノロジが採用されています。Max-Q テクノロジを採用することにより、メーカーは優れた性能を維持しながら、薄くて軽いノート PC を開発できるようになり、クリエイターは数百の GPUアクセラレーション対応のアプリケーションを使い、膨大な数のコンテンツを集約して作品を構想することができます。
クリエイターのワークフローで作業を迅速に進めるためには、GPU、GPU メモリおよび CPU といった、複数の PC コンポーネントが重要となります。AI を活用した、新しいDynamic Boost 2.0 は、これらのコンポーネント間で電力をインテリジェントに調整することで性能を向上させ、ノート PC がより速くなるとともに、より長い時間利用できるようになります。
NVIDIA Studio ノート PC は、最高の性能と動作音をもたらすように設計されていますが、プレゼンテーションや公共の場での仕事の際には、ノート PC をさらに静かに動かしたいこともあるでしょう。WhisperMode 2.0 は、AI を活用したアルゴリズムによって、CPU、GPU とファン速度を動的に管理することで、優れた動作音と最高の性能を実現します。
クリエイターは、最大限の忠実度でプレビューできるように、ピクセル精度の高いディスプレイを使う必要があります。NVIDIA Studio ノート PC では、色域が広く、最大で 4K の解像度に対応可能な、ファクトリー キャリブレーションされたディスプレイが採用されています。さらに現在では、NVIDIA Studio ノート PC の多くが 1440p の構成となっており、ピクセル密度と性能とのバランスが完璧な状態に保つことが可能になっています。
新しい 30 シリーズ Studio ノート PC
GeForce RTX 3060、3070 および 3080 Laptop GPU が搭載された、新しい Studio ノート PC は、今月後半より販売予定です。すでに発表されている、最初のモデルには、以下が含まれています。
- Asus ZenBook Pro Duo UX582 — GeForce RTX 3070 グラフィックスが搭載されています。アーティストは、次世代の性能と圧倒的迫力のデュアル ディスプレイによってクリエイティビティを最大限に高めることができ、さらにノート PC を新たなアプローチで使用できるようになります。※1
- MSI Creator 15 — GeForce RTX 3060、3070 および 3080 を搭載した構成から選ぶことができます。MSI のこのクリエイター向けノート PCは、圧倒的な速さを備えているだけでなく、Dynamic Boost 2.0 と WhisperMode 2.0 の両方が採用されているため動作音も静かです。※2
- Gigabyte Aero 15 および Aero 17 — 複数の画面サイズと、GeForce RTX 3060、3070 または 3080 グラフィックスの構成から選ぶことができます。Aero 15 には、Dynamic Boost 2.0、WhisperMode 2.0 と Advanced Optimus (1080p のディスプレイの場合)が実装されており、外出中も最高のパフォーマンスを発揮させることができます。大型のAero 17 にも Dynamic Boost 2.0 が実装されています。※1
- Razer Blade 15 および Blade Pro 17 — エレガントかつ高品質な筐体に、1440p と 4K のディスプレイ オプションが用意されています。Blade 15 Base モデルは GeForce RTX 3070 と 1440p ディスプレイの組み合わせ、Razer Blade Advanced モデルは GeForce RTX 3070 または 3080 と 1440p または 4K ディスプレイの組み合わせ、Blade Pro 17 は GeForce RTX 3080 と 4K 120Hz ディスプレイの組み合わせが可能です。※1
クリエイティビティを加速
GeForce RTX 30 シリーズ Studio ノート PC により、動画編集者はモバイルで、最大 8K の HDR RAW 映像が編集でき、さらに AI の活用によるワークフローの簡略化、ならびに NVIDIA Encoder を使った、最大 75% のエンコード時間の短縮が可能になります。ディスプレイとコンテンツを同期させる、NVIDIA のテクノロジである、外付けの G-SYNC ディスプレイに接続することで、編集者は出力され、再生されるときとまったく同じフレームレートでコンテンツをプレビューできます。
アーティストは、最大 16GB のグラフィックス メモリを活用することで、巨大なアセットを処理し、同時に複数のアプリケーションを実行できるようになります。
AI を活用したワークフロー
NVIDIA Studio ノート PC は、業界で高い評価を受けているクリエイティビティ アプリケーションを通じて、クリエイターの作業を AI によって支援します。
先頃、Adobe Photoshop は、AI の活用によって写真の複雑な編集を迅速に行う、ニューラルフィルター を導入しました。
Blackmagic Design の Davinci Resolve 17 では、AI によってマスクの作成とトラッキングをスピードアップする、新しい Magic Mask 機能が採用されています。
無料アプリケーションの NVIDIA Broadcast は、バーチャル背景エフェクトや音声ノイズの除去、ウェブカメラの自動フレーミングといった、AI を活用した機能でマイクやスピーカー、ウェブカメラを向上させることで、あらゆる部屋をホーム スタジオに変えます。
Blender に実装されている、NVIDIA Optix AI デノイジングは、ノイズを即座に除去し、3D 画像をすばやく解像します。
さらに、NVIDIA Omniverse Audio2Face は AI を活用して、音声だけをもとにリグのない 3D キャラクターにアニメーションをつけることができます。
Studio ドライバ
NVIDIA Studio ノート PC は、性能と信頼性の両面でクリエイターのニーズを満たすために設計された、Studio ドライバを利用することができます。Studio ドライバは、人気のクリエイティブ アプリケーションとクリエイティブ ワークフローを想定した、大規模なテストを受けています。
最新の Studio ドライバ は、GeForce Experience または NVIDIA のドライバ ダウンロード ページよりダウンロードいただけます。
ASUS、Gigabyte、MSI および Razerの新しい GeForce RTX 30 シリーズ NVIDIA Studio ノート PC は、今月後半より販売予定です。
GeForce RTX 30 シリーズ ノート PC の発表についてのページには、価格が 999 ドルからのゲーマーおよびクリエイター向けのさらなる機種の情報も記載されています。さらに詳しい情報は、GeForce ノート PC ウェブサイト をご覧ください。
クリエイター向けNVIDIA Studio ハードウェアおよびソフトウェアについての詳しい情報は、NVIDIA Studio ウェブサイトをご覧ください。
業界トップのアーティストによるチュートリアルやヒント、テクニックを公開している、NVIDIA Studio YouTube channel でも、最新のアプリケーション情報を入手いただけます。
※1 国内販売時期については現在未定です。
※2 国内販売予定はございません。