AI エコシステムが世界中で拡大し続けている中、NVIDIA は、スタートアップ企業への投資ポートフォリオを拡大し、この1年で 3 カ国の 6 社を追加しました。
今後の成長のための資金提供に加えて、NVIDIA は、先進的なグローバル AI コンピューティング企業として、アドバイスと見通しをスタートアップ企業に提供します。これは、技術指導、共同マーケティング、戦略的方針などの形式を取ることがあります。
サンノゼで来月開催される GPU テクノロジ カンファレンス (GTC: 5 月 8 日~ 11 日に予定されている世界で最も重要な AI カンファレンス) でお伝えする NVIDIA の新しい投資先には、以下の企業が含まれます。
- ABEJA – 東京を本拠地とする、AI 支援によるリテール アナリティクス システムに注力しているスタートアップ
- Datalogue – コーネル大学で開発されたニューヨークの AI データマイニング プラットフォーム
- Optimus Ride – 完全自律走行車を開発している MIT のスピンオフ
- SoundHound – 音声対応の AI ソリューションを構築しているシリコンバレーのスタートアップ
- TempoQuest — コロラド州ボルダーを本拠地とする、GPU アクセラレーションを利用して天気予報を提供しているスタートアップ
- Zebra Medical – イスラエルを本拠地とする、医療画像を読み取るために AI を活用しているスタートアップ
また、先日発表したように、NVIDIA は先月、数あるスタートアップの中でも特に魅力的な MapD に対して 3 回目の投資を行いました。この企業は、大規模なデータベースに対してクエリを実行するために GPU を利用しています。さらに NVIDIA は、最近投資を行った 7 社目となる AI スタートアップを GTC で発表する予定です。
公開されている GPU ベンチャー ポートフォリオ内のすべての投資先を確認するには、NVIDIA の新しい Web ページをご覧ください。
NVIDIA は AI エコシステムに幅広く関与しており、投資ポートフォリオはその一要素にすぎません。
設立されてからまだ 1 年経っていない NVIDIA の Inception Program は拡大しており、世界中から約 1,300 社のスタートアップが参加しています。NVIDIA は、テクノロジ、専門家、グローバル マーケティング プラットフォームへのアクセスを提供する社内チームと共に、このプログラムをサポートしています。
NVIDIA は先週、CEOであるジェンスン・フアン (Jensen Huang) に加えて、Fidelity Investments、Goldman Sachs、SoftBank、Microsoft、Coatue で構成されるパネルが審査を行うコンペに、特に将来有望なスタートアップ企業 14 社を招待しました。5 月 10 日に GTC で開催される授賞式では、6 社の受賞者に合計 150 万ドルが授与されます。
また、NVIDIA は、世界の主要なベンチャー キャピタル ファンド向けに、一連のカンファレンスと非公開イベントを世界中で開催し、そこでスタートアップを紹介し、AI とデータ アナリティクスの未来について議論しています。次回は、5 月 10 日に GTC で開催されます。AI に積極的に投資していて、参加を希望されるベンチャー キャピタル企業は、こちらからお問い合わせください。