Mercedes-Benz が NVIDIA テクノロジのインフォテインメントを Maybach SUV AMG モデルにも投入

AI はついにラグジュアリーの域に達しました。

Mercedes-Benz は先日、超高級車ブランド「Maybach」の最大モデルとなる待望の新型SUV 「Mercedes-Maybach GLS」を公開しました。その車室内でひときわ目を引くのは、NVIDIA テクノロジをベースとする MBUX インテリジェント コックピットです。

Mercedes-Maybach GLS は、ロサンゼルス オート ショーで発表された MBUX を搭載した同社の最新パフォーマンス SUV 「Mercedes-GLS AMG 63」および「Mercedes-GLE AMG 63 S」に続き、広州モーター ショーで初公開されました。

これらの最新 3 車種の追加により、Mercedes の MBUX 搭載モデルは、電気自動車「EQC SUV」を含め、約 20 車種近くになり、交通手段のインテリジェント化に向けて弾みが付いています。

ハイ クラスにふさわしいハイ インテリジェンス

Mercedes-Maybach GLS は、快適性と利便性、極上の満足感を念頭に設計されました。後部席の乗員は、ゆったりとしたリア マッサージ シートに身を委ねながら、コンソールに内蔵された冷蔵庫で冷やしたシャンパンと、専用フレグランスが醸し出すギンモクセイの花の香りに酔いしれることができます。

その贅沢さは乗り心地にとどまりません。乗員が乗り降りする際には自動的に車高が低くなり、この上ないスムーズな乗降体験を満喫できます。

そして、ハイライトは AI ベースの MBUX インフォテインメント システムを搭載したコックピットです。MBUX は、自然言語処理、非常に滑らかな 3D グラフィックス、AR (拡張現実) によって強化されたナビゲーション システムを組み合わせることにより、一段と高いレベルの直感的な操作性と安全性をもたらすシステムです。これを実現するため、Mercedes-Benz は市販車載インフォテインメント システムの中で最高のコンピューティング性能を誇る NVIDIA のテクノロジーを選びました。

しかも、MBUX は無線でアップデート可能です。そのため、新機能の追加が随時可能で、乗員は常に最新のコネクテッド機能やアプリを利用し続けることができます。

スマートなパフォーマンス

また、AI はパフォーマンス志向のドライバーのエクスペリエンスも豊かなものにします。Mercedes-AMG GLS 63 および GLE 63 S は、SUV クラス初のラグジュアリーなパフォーマンスを実現する車種です。

LA オート ショーで発表されたこれらのスポーティー モデルは、メディアだけでなく車の熱狂的ファンの注目も集めました。GLS 63 は、4.0 リットル V8 バイターボ エンジンが絞り出す 603 馬力を誇り、AMG Active Ride Control エア サスペンションと AMG Performance 4Matic+ 全輪駆動のおかげで優れた動力性能を獲得しています。

GLE 63 S は高度なオフロード機能を備えており、冒険好きのドライバーが舗装路から未舗装路までどこまでも楽しむことができます。

どちらのモデルも、MBUX によってドライビング エクスペリエンスをさらに高めています。NVIDIA テクノロジをベースとするこのシステムは、10.25 インチ デジタル ディスプレイを 2 台並べたスムーズでわかりやすいインターフェースにより、ドライバーが必要とするあらゆる情報を提供します。3D グラフィックスと AR によって強化されたナビゲーションを組み合わせることで包括的なコックピット ディスプレイを実現しており、ドライバーは向かう先の道路状況を常に把握することができます。

MBUX システムは AI ベースの自然言語処理によって言葉による指示を理解し、ドライバー、乗員、および車両間の自然な対話を促進します。

MBUX は、後部席で贅沢な時間を過ごす乗員にも、運転席に座って新しい道を切り開くドライバーにも最高にインテリジェントなエクスペリエンスを提供します。