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ライト、カメラ、そして Quadro! アカデミー賞候補作品の視覚効果を 11 年間支え続けた陰の立役者

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11 年連続、アカデミー賞/視覚効果賞にノミネートされた全作品が NVIDIA Quadro GPU を利用

このたび、アカデミー賞のノミネート作品が発表され、11 年連続で視覚効果賞にノミネートされた全作品の制作において、NVIDIA Quadro GPU が利用されるという快挙を果たしました。

2 月 24 日 (日) に予定されている第 91 回アカデミー賞/視覚効果賞の候補 5 作品は次のとおりです。

  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Avengers: Infinity War)
  • 『プーと大人になった僕』(Christopher Robin)
  • 『ファースト・マン』(First Man)
  • 『レディ・プレイヤー 1』 (Ready Player One)
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』 (Solo: A Star Wars Story)

『レディ・プレイヤー1』のワン シーン、©2018 Warner Bros. Ent. All rights reserved.

10 年以上にわたり、NVIDIA は映画内のきわめて魅力的な視覚効果の原動力となってきました。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した 227 日』(Life of Pi) の救命ボートに乗っていたベンガル トラや、『ゼロ・グラビティ』(Gravity) の宇宙空間の深淵からのサンドラ・ブロック (Sandra Bullock) の救出劇、あるいは『ブレードランナー 2049』(Blade Runner 2049) のネオ ノワールの世界に感銘を受けた方もいらっしゃるでしょう。それらはすべて Quadro によって実現されたものです。

今年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、ファンから高い評価を得ています。悪名高い敵役のサノスをはじめ、複数の世界やキャラクターを生み出すにあたって、制作会社 Digital Domain のチームは自社の技術を向上させる必要があることに気付いていました。

Digital Domain のデジタル ヒューマン部門責任者であるダレン ヘンドラー (Darren Hendler) 氏は、次のように振り返ります。「Digital Domain にとって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の制作は、自社のフェイシャル キャプチャ技術とクリーチャ アニメーションにおける大きな飛躍となりました。その工程の鍵となったのは、キャラクターの感情的な動きをたちまちリアルにレンダリングするプレビュー機能で、NVIDIA の GPU テクノロジによって実現しました。GPU アクセラレーテッド レンダリングが誇るスピードのおかげで、制作の途中でも、常に写真のようにリアルなライティングやプレートへのレンダリングが施された状態でのプレビューが可能になりました。まさに視覚効果のワークフローに一大変革をもたらしたと言えます。」

『レディ・プレイヤー 1』では、多数の仮想アバターやさまざまな景観、80 年代の懐かしい文化に囲まれた「オアシス」と呼ばれる仮想世界に、映画のキャラクターたちが入ることができます。制作会社 Industrial Light & Magic (ILM) が、同作品のグラフィックスの制作に NVIDIA の GPU を採用しました。

ILM の視覚効果担当スーパーバイザーであるグレイディ コファー (Grady Cofer) 氏は、次のように述べています。「これまでに NVIDIA の高速な GPU テクノロジにぴったりの映画があったとしたら、それはまさしく『レディ・プレイヤー 1』です。仮想世界の制作は、忠実度の高いリアルタイムの視覚化を生み出す当社の能力を前提としたものでした。そして、映画の広大な仮想世界である『オアシス』は、NVIDIA が提供するスピードとインタラクティブ性なくして実現することは不可能でした。」


『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のワン シーン、TM-©-Lucasfilm Ltd. All rights reserved.

すばらしい視覚効果の制作過程をご紹介

3 月 18 ~ 21 日に米国カリフォルニア州サンノゼで開催される GPU テクノロジ カンファレンスでは、視覚効果について詳しくご紹介します。

「The Journey to Immersive Storytelling」(イマーシブなストーリーテリングの実現に向けた取り組み) と題された、制作会社 Lucasfilm のビッキー・ドブス・ベック (Vicki Dobbs Beck) 氏の講演にぜひお立ち寄りください。視覚効果をイマーシブ テクノロジと結び付けることで、参加者を直接巨大スクリーンに映し出された世界へと誘い、まるでその世界にいるかのようにキャラクターたちとふれあえる体験を提供します。

制作会社 MPC Film の仮想制作プラットフォーム「Genesis」についても、より詳しい情報が得られます。このプラットフォームは、複合現実などの最新テクノロジと、モーション キャプチャなどのより従来型の手法を取り入れています。こちらのセッションでは、MPC が特にライティングに重点を置くことでいかにリアルタイム グラフィックスの質を高めているか、また、いかにリアルタイム レイトレーシングを Genesis プラットフォームに取り入れているかについても紹介されます。

GTC で提供されるその他のメディアおよびエンターテイメントに関するセッションもぜひチェックしてください。


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