メルセデス・ベンツと NVIDIA は、1 月 6 日 (現地時間)、ラスベガスで開催中のコンシューマー エレクトロニクス ショー (CES) で、NVIDIA の AI を搭載した自動車を共同開発すると発表しました。
このニュースが発表されたのは、NVIDIA の創設者兼 CEO、ジェンスン・フアン (Jen-Hsun Huang) とメルセデス・ベンツのデジタル ビークル & モビリティ担当副社長、サジャド・カーン (Sajjad Khan) 氏が登壇したメルセデス・ベンツ インスピレーション トークにおいてでした。
共同開発は 3 年前から進めてきたとジェンスン・フアンは語りました。「チームを結成してすぐ、すばらしい相乗効果が生まれ始めました。両社は AI で自動車の運転がどう変わるのか、AI で自動車の運転がどのように楽しくなるのか、ビジョンが共通しているのです。」
フアンはまた、次のように述べています。「AI がコンピューティングの未来であることは明らかです。3 年前に始めた開発がこうして実を結び、あと 1 年で製品化されるわけです。こんなすばらしいことはありません。」
カーン氏も、こう語っています。「12 か月以内には、NVIDIA と共同開発した製品を発売する予定だと発表できることを大変うれしく思っております。」
緊密なコラボレーション
この共同開発では、ディープラーニングと人工知能を中心としたコラボレーションが進められています。
「ディープラーニングと呼ばれるこのブレークスルーが数年前に実現され、その結果、コンピューティングを根底から変えるような革新が起きました。音声認識で電話をかけられるようになったり、クラウドにアップロードした写真が自動的にタグ付けやホスト割当がされるようなことも可能になったのです。」とフアンは指摘しています。
カーン氏も、こう語っています。「両社は、同じ場所にチームを配置しています。我々はサニーベールに事務所を開いていますし、ジェンスンはシュトゥットガルトにチームを常駐されているのです。」
「メルセデス・ベンツと NVIDIA は、AI 自動車に関するビジョンが共通しています。AI は、今後、自動車の未来を大きく変えていくことでしょう。」とフアンは語りました。
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